今回で13回目を迎える演奏会は、【ベートーヴェン・プログラム】です。アートライブラリーでも、演奏される3曲、1:交響曲第8番ヘ長調(作品93)、2:序曲「レオノーレ」第3番(作品72b)、3:交響曲第5番ハ短調(作品67)を中心に、CD、LD、図書、雑誌などの関連資料を集めました。
まずはCD。アートライブラリーにはベートーヴェンのCDがたくさんあります。演奏楽団も指揮者もさまざま。ベルリン・フィル、ウィーン・フィルなど世界各地の楽団の演奏や指揮者による違いを聞き比べてみるのも面白いですね。
昔懐かしいLPもあります。アナログ録音をお楽しみいただけます。デジタルとの音の違いを研究してみるのも面白いかもしれません。
映像資料のLDやDVD。コンサート風景を楽しみながら音楽を聴くことができ、CDやLPとはまた違った臨場感を味わえそうですね。
今回の指揮者はネルロ・サンティです。彼は事業団の招聘で'94年に大ホールでローマ歌劇場の「椿姫」、「トスカ」を振っています。サンティ指揮のベートーヴェン以外のCDやLPも集めてみました。指揮者に魅かれた方はこちらもどうぞ。
そして、図書。なんと「交響曲第5番(『運命』)」だけを取り上げた図書がアートライブラリーにありました!
その他、ベートーヴェンの交響曲がテーマの本、ベートーヴェンの生涯に関する本、またNHK交響楽団に関する本もあります。
雑誌記事もあります。古い記事でも普遍性のある内容で、興味深いものがいくつか見つかりました。『運命』は、やはり「超名曲」なのですね。よく知っている曲について、雑誌記事などで改めて勉強してみると、新しい発見をもって今までとは違った感覚で聴くことができるかもしれませんね。
演奏会は10月30日(土)。アートライブラリーの展示は10月1日から実施しています。演奏会に足を運ばれる方もそうでない方も、一度ぜひライブラリーの所蔵資料をご覧になってみてくださいね。
(ライブラリースタッフK.M)