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「ピカソ、天才の秘密」展 コラボメニュー紹介 Part3

2016年03月03日

いよいよ展覧会も終盤に入りました!!

 

愛知県美術館では「ピカソ、天才の秘密」展を平成28321日(月・振休)まで開催しています。

大変多くの方にお越しいただいており大盛況です!

 

まもなく来場者数は10万人を突破します

この機会にぜひピカソの作品ご堪能ください!!

 

ピカソ展コラボメニューをご紹介します。

Part1、Part2では、ピカソの出身地スペインにちなんだメニューをご紹介しました。この機会にスペインの郷土料理&スイーツを食べてピカソの少年時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

今回紹介するのは、ピカソの「画風の変遷」にちなんだスイーツです。

展覧会を見た後は、2階のアフロディーテで「秘密のゼリー」を食べながら、もう一度ピカソの「天才の秘密」を復習してみましょう。

 

 

 

このゼリーの特徴は、「青いソース」と、「暖かな色彩の様々なフルーツ」です。

 

「青」!?

 

「青」と聞いてすでに展覧会をご覧になった方は「ピンっ!」と来たのではないでしょうか。

 

「青の時代」(1901年?04年(ピカソが20代前半の頃です))

親友カサジェマスの自殺を契機に、ピカソは貧しい人々や体の不自由な人など、当時、社会的に疎外された情況に置かれていた人々を、独特の青い色彩により表現しました。

 ピカソは、この青い色彩で、20代前半の絵を表現しました。

 

 自分の20代前半の時期を色で表すとしたら、皆様はどんな色で表現しますか?

思い出してみてください。

初めての恋を知って毎日が輝いていた方、青春の甘酸っぱさを知った方、将来の夢に悩んで葛藤した方、人それぞれの思い描く色があるのではないでしょうか。

 

 同じ「青」でも、フェルメールやシャガール、ゴッホの青ともまた違った表現をしていますよね。「幻想的な青」、「知性的な青」、「恐怖の青」、それぞれの画家によって表現の仕方が多様な青色を感じてみてはいかがでしょうか。

 

 

「秘密のゼリー」に戻ります!

青いソースに出会ったあとは沢山の暖色系のフルーツがぎっしり詰まったゼリーが待っています。

 

 「あれっ?」と思った方もいるのでは。

そうです!このゼリーがイメージしているのは「バラ色の時代」です。

 

 「バラ色の時代」(1904年?06年(ピカソが20代半ばの頃です))

恋人フェルナンドをモデルにしていた時代で、オレンジやピンクを用いた明るい色調に変わり、線描の質は青の時代の単純さと力強さに代わって、繊細さや優美さが顕著になってきました。

 

 暖かな色彩のゼリーは、食べると「ふっ」と気が付くことがあります。

恋をしたことがある人ならわかるのではないでしょうか。甘い中にもちょっぴり酸っぱさが…

 このゼリーには8種類のフルーツが入っています。8種類のフルーツを探しながら食べてみるのも面白いかもしれません。

 

 シェフのこだわりが沢山詰まった「秘密のゼリー」は期間限定の発売です。

通常価格600円(税込)ですが、「ピカソ、天才の秘密」展または、ピカソ展連携コンサート「ピカソの見た夢」のチケット持参で一割引きになります。

 

「ピカソ、天才の秘密」展を観覧したあと、ぜひこの「秘密のゼリー」を食べながらピカソをより身近に感じてみてはいかがでしょうか。

 

 その他にも「ピカソ、天才の秘密」展のチケットを提示すると美術館周辺の50店舗以上のお店で割引などの様々なサービスが受けられますので、お得にお店巡りをしてみてはいかがでしょうか。

 

★半券サービスについて、詳しくはこちら

 

(Ak.M