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AAC最新号配布中!

2011年03月31日

AAC68号が発行されました

4回にわたってお届けした特集「アート・コネクション」、今回で最終回となります。
最終回は「パフォーミング・アーツ編」。
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2011年7月に開催される平山素子ソロ公演『月食のあと ―After the lunar eclipse―』リ・クリエイションの情報も盛り込まれていて、パフォーミング・アーツのファンには必見の一冊になっています

また、巻末には芸文センターの自主事業の1年間のスケジュール(予定)、それに合わせて企画・制作担当者からの見どころ紹介が掲載されているなど、お得な情報満載です。

愛知芸術文化センターにお越しの際はぜひお手にとってご覧下さい

AACは愛知芸術文化センター館内の他、愛知県内の公立図書館(一部図書館を除く)で配布しています。
また、WEBサイトからデジタルブックでもご覧いただけます。

デジタルブックはこちらから↓↓
http://www.aac.pref.aichi.jp/aac/aacnew.html

(M.O.)

ミニトーク 「シェーンベルクとカンディンスキー」が開催されました。
  --絵画《印象III(コンサート)》から聴こえる青騎士の響き--

皆様は愛知県美術館の「カンディンスキーと青騎士」展はご覧になりましたか?
カンディンスキーの絵を見ていると音楽が聴こえてくるような不思議な気がしませんか。さて、3月12日にこの展覧会の関連事業として、絵と音楽との関わりについてミニトークを開催しました。講師は愛知県立芸術大学の非常勤講師の中村ゆかり先生(専門は西洋音楽史)でした。中村先生は宗次ホールやNHK文化センターで「恋する作曲家」シリーズなどでわかりやすくクラシック音楽を解説しています。また、3年前ですが愛知県文化振興事業団主催の愛知の未来を紡ぐコンサートで「バッハ万華鏡=バッハを愛した作曲家たちの響宴」という素晴らしい企画をプロデュースしていただいています。

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 トークはシェーンベルクの生きた19世紀後半から20世紀前半までの音楽を概観し、その後、彼の作品を紹介しました。彼はブラームスとワグナーから大きな影響を受け、初期の「調性音楽の時代」には、『グレの歌』や『浄夜』などとてもロマンティックな曲を書いていますが、次第に「無調音楽の時代」(『月に憑かれたピエロ』など)へ移り、そして「12音音楽の時代」(『モーゼとアロン』など)へと向かっていきます。

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シェーンベルクと息子ゲオルグ(1911)


今回のカンディンスキーが聴いたシェーンベルクコンサート(1911.1.2)での演奏曲では、『弦楽四重奏曲第2番』は調性音楽時代の最後に、『3つのピアノ曲』は無調音楽の時代の初めに当たります。トークでは、特に弦楽四重奏曲第2番について、各楽章の主題やモチーフとその関連についてわかりやすく、美しい声で歌いながら解説いただきました。特に第4楽章は無調音楽でできているとのことで、空中に浮遊するようなとても不思議な音楽です。
なお、このコンサートの当日のプログラムも紹介していただきました。演奏はロゼ・クァルテット(ヴァイオリンのアーノルト・ロゼはウィーンフィルのコンサートマスターでマーラーの妹のユスティーネと結婚)、ソプラノはマリー・グートハイル=ショーダー(ウィーンで活躍した著名なオペラ歌手で、同時代の音楽も歌う。)ピアノはエッタ・ヴェンドルフです。会場はミュンヘンのヤーレスツァイテンザール(現在もホテル・ケンピンスキー・フィア・ヤーレスツァイテンの中にケルビーニザールと名を変えて残っているようです。)


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シェーンベルクコンサートのプログラム(1911.1.2)

 トークの後では、このコンサートの曲の再現をCDとスライドで聴いていただきましたが、中村先生の解説を聴いた後ですので、曲の理解がより深まったことと思います。
なお、当日の記事が中日新聞(3月13日朝刊)に掲載されました。
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中日新聞社許諾済 許諾番号 20110323-9453


(A.M)

 

 

今月も新着図書・CDをご紹介します。まずはゴッホの本から。

『ゴッホの宇宙(そら)』
小林英樹著 中央公論新社 2010年出版
(請求記号723F/G571k 資料番号9110486921)

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著者の小林英樹氏は、現在愛知県立芸術大学教授、そして昨年秋に行われた同大学によるサテライト講座で講師を務められた方です。直接お話を聞かれた方もいるかもしれませんね。画家に寄り添った視点や研究は、画家ゴッホへの愛情と情熱から生まれるもの。本書でも図版は見開き二頁で掲載しない、部分図にしない等細やかな気遣いがされています。
没後120年の展覧会で大きな話題となっているゴッホ。ライブラリーで予習・復習をしていきませんか?
(ライブラリースタッフA.U)

 

『「怖い絵」で人間を読む』
中野 京子著 日本放送出版協会 2010年8月出版
(請求記号723/N39k 資料番号9110487114)

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「怖い」と聞くと、かえって興味を引かれ、知らずにはいられなくなってしまうのは何故なのでしょうか…?アートライブラリーでもよく利用されている図書、『怖い絵』シリーズ著者の新たな本が入りました。本書を読み進めながら、名画が描かれた背景を知っていくことで、「憎悪」「狂気」「喪失」…など、それまでは見えていなかった絵の裏側にある様々な「怖さ」に気が付くことができる1冊です。
(ライブラリースタッフA.I)

 

『バイオリニストに花束を』
鶴我裕子著  中央公論新社  2010年出版
(請求記号 7621/Ts84b 資料番号9110486860)

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元N響バイオリニストの鶴我裕子さんのエッセイです。
オーケストラで演奏するバイオリニストってどんな人?特別な人?
この本はふだん知ることのないバイオリニストの本音が満載のエッセイです。
N響とは… 指揮者とは… ソリストとは…
オーケストラの内側からしかわからない姿が載っています。ぜひ一読してください。
なお、一作目の『バイオリニストは肩が凝る』も当館にはあります。
こちらも併せて読むことをおすすめします。
(ライブラリースタッフE.I)


最後はCDです。
愛知県美術館で開催中の「カンディンスキーと青騎士」展にちなんで、シェーンベルクのCDをご紹介します。
『シェーンベルク:ピアノ独奏作品集』
アルノルト・シェーンベルク作曲,ピーター・サーキンピアノ 2009年発売,
アルカナ製作,マーキュリー発売 
(資料番号 9310196515)

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カンディンスキーがシェーンベルクのコンサートで聴いた「三つのピアノ曲」を収録。このコンサートに感動したカンディンスキーが描いたのが「印象III(コンサート)」です。
ひそやかな調子のなかに突如響く高音、不協和音。めまぐるしく転がるピアニストの手・・・。無調の音楽の型破りな調べに、心を乱されつつも逃れられません。何も考えずに、とにかく聴いてみてください。
ちなみに、シェーンベルクは画家としても活動していました。ジャケットの絵は自画像です。
(ライブラリースタッフT.K)

 

このほかにも新しい本やCDが入ってきています。
アートライブラリーでは「カンディンスキーと青騎士」展関連展示も行っていますので、展覧会にお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さいね。
 

「音と色彩の共鳴」カンディンスキーとシェーンベルク映像上映会開催中です。
--抽象絵画の創始者と無調音楽の創始者の運命的な出会い--

ただいま、愛知県美術館にて「カンディンスキーと青騎士」展が開催中です。カンディンスキーは抽象絵画の祖として知られていますが、ウィーンの音楽家で無調音楽の祖であるシェーンベルクと深い交流がありました。今回、アートプラザビデオルームでは、シェーンベルクとその弟子のベルクの作品などの映像などにより、同時代の革新的な音楽を紹介します。

カンディンスキーの聴いたシェーンベルクのコンサートを聴いてみませんか? 

日時:1911年1月2日{月} 午後7時30分
場所:ヤーレスツァイテンザール、ミュンヘン
演奏:ロゼ弦楽四重奏団 マリー・グタイル・ショーダー(ソプラノ)
   エッタ・ヴェルンドルフ(ピアノ)
曲目:弦楽四重奏曲第2番嬰へ短調Op.10
   3つのピアノ曲Op.11
※ この他、歌曲、弦楽四重奏曲第1番も演奏

1911年1月2日、カンディンスキーは、マルク、ヤウレンスキー、ミュンター及び「新芸術家協会」の仲間とともに、シェーンベルクの音楽コンサートに出かけました。ここで演奏された2つの作品は、調性音楽から自由な無調音楽の時期に向かう時期のもので、シェーンベルクの作品の中でも大変重要な意味を持っています。
このコンサートは、聴衆の大多数を不快感に落し入れましたが、カンディンスキーは深い感動を覚えました。その印象を絵画にしたのが、《印象III(コンサート)》です。
 (現在、愛知県美術館で展示中)
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カンディンスキー《印象III(コンサート)》 1911年
Städtische Galerie im Lenbachhaus und Kunstbau München

カンディンスキーは、少年時代からチェロを弾き、音楽的な素養と音楽に対する繊細な感受性がありました。シェーンベルクの異様で分裂的な響きや無調性、不協和音などが、自分の絵画との共通性を感じたのでしょうか。2週間後の1月18日に、カンディンスキーは、一面識もないシェーンベルクに初めて手紙を送ります。これがきっかけとなり、両者の交友が始まります。2人の関係はいち早く友情へと発展し、家族ぐるみのつきあいが始まります。また、2人の交流は、それぞれの創作過程や人格にも大きな影響を及ぼすこととなります。
両者の往復書簡は『出会い』(シェーンベルク/カンディンスキー みすず書房)に収められています。アートライブラリーに所蔵されていますのでご覧ください。

 カンディンスキー肖像.jpgヴァシリー・カンディンスキー(1866-1944)

 
シェーンベルク肖像.jpgアーノルド・シェーンベルク(1874-1951)

 

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(左から)カンディンスキーとニーナ夫人、ゲルトルート夫人とシェーンベルク 
1927年ヴェルター湖畔


ただいま上映中の「シェーンベルク演奏会再現」では、上記の2つの曲をシェーンベルクやカンディンスキーの作品スライドともに聴くことが出来ます。カンディンスキーが新しい音楽に触れた感動をぜひ体験してみてください。
 また、シェーンベルクやベルクのオペラ作品なども上映しています。特にオペラ『モーゼとアロン』は曲も前衛的ですが、ウィリー・デッカーの演出もそれに輪をかけるように過激です。ルール・トリエンナーレ(ドイツ・ボーフム)で上演の記録映像ですが、ドイツでの最新の前衛的なオペラ演出をお楽しみください。(英語字幕付き)

 カンディンスキーと同時代のウィーンの前衛作曲家の音楽を知ることにより、カンディンスキーへの理解がより深まることでしょう。

 (A.M)

整理休館日の間に、入れ替えた展示の紹介です。


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↑始めに「生誕500年 G・ヴァザーリ」(場所★入口右)
ジョルジョ・ヴァザーリは、ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ・・・同じ時代を生きた名だたる多くの美術家と関わり、それを書物に残した人物としても有名です。

 

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↑こちらが、ヴァザーリ著の評伝たちです。
同じ時代を生きたヴァザーリの評伝ですから、書かれた美術家達の想像も膨らみます。

 

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↑こちらは、映像資料(LD・ビデオ)を除き、全て貸出できますので、家でもゆっくり読むことができます。
最上段には、左より映像資料(LD)の紹介、ヴァザーリ著の評伝たち、ルネッサンスに関する本、ウフィツィ美術館(ヴァザーリ設計の建造物)に関する本。
2段目は、左よりイタリアの建造物・北イタリア&フィレンツェに関する本、フレスコ画など。
最下段は、ルネッサンスに関する本の他さまざま、です。

 

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↑こちらは、名曲や著名人によるナレーションを聴きながら、ウフィツィ美術館をはじめ、フィレンツェルネサンスを楽しむことができる、LD&ビデオ♪席が空いていたら、ぜひご覧くださいね。

 

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↑右側には、館内でご覧いただける本や雑誌を用意致しました。
 ヴァザーリの絵画、素描など収められた展覧会カタログ、有名な「ヴァザーリ回廊」(ヴァザーリ設計)の写真などご覧いただけます。国立西洋美術館(東京)に所蔵されている絵画もあります。

 

ヴァザーリ6.jpg←ALLカラーで楽しくご覧いただける雑誌!
ぜひ手に取ってみてくださいね。色んな美術館の魅力が凝縮されています。 
今尚、この時代の美術家などについての参考書となっている、ヴァザーリの著書たち。500年というすごい数字を機会に、楽しんでいただけると何よりです。

展示の終了時期は今のところ未定です。お立ち寄りの際はぜひのぞいてください。

(アートライブラリー M.N)
 

[ 音楽 ]

                                                                                                          (Photo : Riki Takahashi 4点とも)
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3月11日、12日に小ホールで開催されるこの公演。楽器の主役はなんとドラム缶です。ソロ演奏者の加藤訓子さんは打楽器奏者。その名の通り、打楽器はいろいろなものを叩いて音を出すわけですが、今回使われるのはその多くが彼女自身の意向によりつくられた楽器です。ドラム缶には弦みたいな金属線が張ってあったり、鍵盤みたいなのが載っていたり、バネが揺れていたり、、、と見ているだけでも大変ユニーク。もちろん、ドラム缶からつくられる有名な楽器、スティールパンもあります。

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加藤さんは、これらを、まるでダンスするように身体を動かして、演奏していきます。叩くバチも、木琴用のマレットのほか、金槌や木槌も登場。様々な音色を表現していきます。

過去の公演の映像はこちらでご覧いただけます。↓
http://www.youtube.com/watch?v=PTw8ak7Ng8g

最後は観客の方々にも参加してもらって、よく知られたアノ曲を演奏するということで、いったいどんなコンサートになるのか、楽しみです!

ぜひ多数ご来場ください!!詳細はこちら↓
http://www.kuniko-kato.net/sse/


3月11日(金)19:30-
3月12日(土)13:00-/18:00-
愛知県芸術劇場小ホール
【チケット】
一般前売 3,500円・一般当日4,000円、学生2,000円
ウェブ割:一般前売3,000円  ticket@kuniko-kato. net (表題:SSE 予約にてメール送信)
チケットぴあ tel. 0570.02.9999 (http://t.pia.jp 加藤訓子で検索)

*この公演に対して愛知県文化情報センターは協力しています。

(A.F.)
 

今年はグスタフ・マーラー(1860-1911)の没後100年の記念年。昨年も生誕150年でしたので2年連続の記念年となりますね。今回、レナード・バーンスタインの指揮でマーラーの交響曲を全曲お楽しみいただきます。

マーラーの魅力
 マーラーは交響曲作曲家として有名です。生涯に11の交響曲を書きました。(『大地の歌』含む。第10番は未完)いずれも後期ロマン派を代表する作品で、大オーケストラの醍醐味を味わうことのできる名作ばかりです。(特に第8番「千人の交響曲」は、合唱団、ソリストを含め千人に及ぶ演奏家が必要となる大曲です。)
マーラーの音楽には人間の感情のすべてが含まれているように思います。恋のときめき、失恋、愛と嫉妬、絶望、怒り、自然、信仰、死への恐怖、陶酔、酩酊、来世へのあこがれ・・・
交響曲は1時間を超えるものも多くとても長いのですが、最初から最後までが一つのドラマとなっています。そのドラマの中に身を置くと、自分の中の感情を追体験でき、とても深い感動を覚えることが出来ます。

  マーラー交響曲1.jpgグスタフ・マーラー 1909年 

 

マーラー交響曲2.jpgアルマ・マーラー1879-1964

「やがて私の時代が来る」
 マーラーの有名な言葉です。マーラーはウィーン国立歌劇場などの指揮者を務め、当時は作曲家というより指揮者として華やかな活躍をしていました。マーラーの巨大な音楽が当時の聴衆には十分理解できなかったかもしれませんね。特にナチスの時代には、マーラーはユダヤ人のため、冷遇されました。ユダヤ人作曲家の曲は演奏禁止となり、3M(メンデルスゾーン、マイヤベーア、マーラー)の曲はしばらくの間演奏されませんでした。元妻のアルマ・マーラーもアメリカへの亡命を余儀なくされています。
マーラー復活は戦後になってからで、特にステレオが発明されてからは、レコードによりその音楽の素晴らしさに多くの人が気付いたのですね。マーラーの予言通り、「私の時代」がやってきたのです。今では、世界中で演奏されています。ここ名古屋でもマーラーが盛り上がっています。名古屋マーラー音楽祭が1月から始まり、愛知県芸術劇場コンサートホールでアマチュアのオーケストラと合唱団が交響曲全曲演奏に取り組んでいます。

バーンスタインの映像
 レナード・バーンスタインは「ウエストサイド物語」の作曲家としても有名ですが、指揮者としても、ヘルベルト・フォン・カラヤンと並んで世界中で活躍しました。バーンスタインはユダヤ人ですので、同じユダヤ人のマーラーに深く共感するのでしょうか、若い時からマーラーの伝道師として、積極的に取り上げてきました。現在のマーラー・ブームも彼の働きによるものが大きいでしょう。
今回の映像も彼が50代の最も精力的な時期のもので、大変貴重なものです。演奏はほとんどがマーラーも指揮者を務めたウィーンフィル。まさに最高の演奏ですね。彼は、いつも全身全霊を込めて指揮をするので、見ているだけでとても感動的です。まさにマーラーが乗り移ったかのような白熱的な演奏です。
 
マーラー交響曲3.jpgレナード・バーンスタイン(1918-1990)

マーラーに関する映画もお楽しみください
最終日には2本の映画を上映します。映画「ベニスに死す」はイタリアのルキノ・ビスコンティ監督の名作です。トーマス・マンの原作では主人公は老作家としていたのを、ビスコンティは音楽家に変え、マーラーらしい人物にしています。また、シェーンベルクらしい人物も登場します。テーマ音楽はマーラーの交響曲第5番第4楽章アダージェットで、この映画により大変有名となりました。とても美しい映画です。
映画「マーラー」はイギリスの監督ケン・ラッセルによる伝記映画です。単純な伝記ではなく、幻想的なシーンも多く、内容は相当エキセントリックなものとなっていますのですので、ご覧になる場合はびっくりされないよう。
 
今回見逃した方もアートライブラリーで見ることができます。

 
マーラー交響曲4.jpgルキノ・ビスコンティ(1907-1976)  

マーラー交響曲5.jpgケン・ラッセル(1927-)
(C)Ken Russell
 

マーラーLPジャケット展示中
 マーラーの交響曲のLPも展示しています。昔のLPジャケットは美しいものが多く、眺めるだけでも新しい世界に触れる気がしますね。筆者も若いころはせっせとLPを集めていましたので、一枚一枚に深い愛着を感じます。CDになってからはジャケットも小さくなり、インパクトがなくなってしまいとても残念ですね。

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(A.M)