2011年07月12345678910111213141516171819202122232425262728293031

ライブラリーでは、現在「東北ゆかりの芸術家たち」というテーマで展示を行っています。

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この展示は愛知芸術文化センターの「東北復興支援ウィーク」に関連しての企画。
ライブラリーでは東北(被災地の茨城県を含む)にゆかりのある作家、10名の本を集めました!
今回取り上げた10名は、全て愛知県美術館が作品を所蔵している作家たちです。


 

touhoku-2.jpg青森:工藤 哲巳
岩手:舟越 保武
    松本 竣介
    萬 鐵五郎
    百瀬 寿 
宮城:佐藤 忠良
福島:斎藤  清
茨城:中村 彝
    横山 大観
    菱田 春草

 

 

 
 

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 美術館学芸員による各作家の紹介文も掲示しています。
足を止めてじっくりご覧になっている方もいらっしゃるようですね。

展示台には、計40冊もの本が並んでいます。普段は書庫に入っている本も多数展示中。
期間は7月20日(水)から8月14日(日)までです。この機会に是非、ご覧ください。

(ライブラリースタッフA.I、A.U、W.N)

 

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 今年度の特集は「アート革命」


後の時代に大きな影響を与えたアーティストや作品を通じて、革新性や先進性について探求します。


第1回である今回は「映像編」です。


ダダイズムを代表する美術家のひとり、ハンス・リヒターと、彼を始めとして様々な作家が取り組んだ前衛映画の系譜について、美術評論家であり映像評論家でもある西村智弘氏に語っていただきました。

 


 

また特集にあわせて、今号の表紙は2011年制作の愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品である牧野貴氏の『generator』の一場面になっています。


『generator』は11月22日から開催予定の「第16回アートフィルム・フェスティバル」にて初公開される予定です。


その際はぜひお見逃しなく!

 


その他にも、美術館で今後開催される『島田章三展』、『ジャクソン・ポロック展』についてのご紹介や、音楽ジャーナリスト 早川立大氏の『音の楽園”The Three by One”』レビュー記事などなど…大変盛りだくさんな内容になっています。

 

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その中でも、新しく登場したページにご注目!

今号から登場した、芸術に普段なじみの方にも楽しんでいただけるよう、芸術の豆知識と情報をお届けするページ。

その名も『What’s “ART”?-今日からアート入門-』

 

初回である今回は、愛知県芸術劇場コンサートホールにあるオルガンの豆知識や、子どもも大人も楽しめる、夏休みのイベントをご紹介しています。


AACを片手にアートに入門して、夏休みの楽しい一日を過ごされてはいかがでしょう?

 

なお、AACは愛知芸術文化センター館内の他、愛知県内の公立図書館(一部図書館を除く)でも配布しています。


また、WEBサイトからデジタルブックでもご覧いただけます。

デジタルブックはこちらからどうぞ↓↓
http://www.aac.pref.aichi.jp/aac/aacnew.html

 

ぜひご覧ください!


(A.H)

[ 映像 ]

 現在、愛知芸術文化センターでは、【東北復興支援ウィーク】を行っています。


 その一環として7月23日(土)、24日(日)の2日間「東北復興支援チャリティ映象上映会」を開催します

 

 東日本大震災の現地における困難な状況は、TVニュースを通じて日々、私たちに届けられていますが、報道とは違う視点から、個人の映像作家による記録撮影の活動も並行して行われています。

 こうした活動が作品として、ある程度のまとまった形となるには、編集や整音などの作業をへるなど、まだ時間が必要ですが、デジタル機器の利点を生かして、短編という形で公開される作品も現れています。

 この上映会では、今年5月に発表された、復興への第一歩を感じさせる短編映像作品と、岩手県北上市岩崎地区に伝わる民俗芸能「岩崎鬼剣舞」を記録したドキュメンタリーを合わせて上映し、復興への思いに結び付けたいと思います。

 

 今回上映するのは、次の2本です。

 

岡本彰生『BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW #01 ISHINOMAKI』

2011年、5分、DV

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 映像作家・前田真二郎が企画したオムニバス作品『BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW』の一編。

 ある一日を記録した5分間の映像に、その前日と翌日に録音した音声をサウンドとして使用する、という前田の指示に基づき、国内各地の20名以上の作家が参加し、作品をネット上で発表する企画で、平行してオムニバス映画としてまとめる構想も進んでいる。

 

 岡本による本作品は、2011年5月4日に、宮城県石巻の避難所で開催された編み物ワークショップを撮影。地震と津波により瓦礫が山となった灰色の風景と、ワークショップで紡がれる毛糸の色の鮮やかさが対比をなす。
 
 災害時にアートによって出来ることとは何かを、観る者に想起させる短編作品。

 

三宅流『究竟の地-岩崎鬼剣舞の一年』

2007年、161分、DV、愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品第16弾

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 岩手県北上市岩崎に伝わる民俗芸能「岩崎鬼剣舞」を取材したドキュメンタリー。鬼剣舞にたずさわる人々、この地域に生きる人々の姿を一年間に渡って捉えている。
 
 鬼剣舞は、農業や大工、あるいはサラリーマンとして勤めるなど、仕事をしながら、その合間をぬって皆で集まり練習を重ね、公演を行っている。
 
 また保育園や小学生では授業の一環として、また高校生では部活動としても行われるなど、あらゆる世代に浸透し、あたかもこの地域では生活と芸能が渾然一体となった様相を呈している。

 

 この映像作品により、東北地方の風土が育んできた独自の文化の豊かさに触れ、復興への誓いを確かめ合う機会としたい。

 

■上映日時・会場
 7月23日(土)14:00、18:00/24日(日)14:00
 愛知芸術文化センター12階アートスペースEF

 

 皆様のご来場をお待ちしております。

 

(T.E)

いよいよ、本日7月22日(金)、23日(土)に平山素子ソロプロジェクト『After the lunar eclipse/月食のあと』リ・クリエイションを上演します!

 

「当日まで行けるかどうかわからなくて・・・」

「迷っていたけれどやっぱり観にいきたい!」


そのような理由で、当日に公演を観たいと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そんなお客様のために、少数ですが当日券をご用意しております。

 


22日(金)19時からの公演は『約20枚』


23日(土)14時からの公演は『約30枚』


23日(土)18時からの公演は他の2公演よりも余裕を持ってご用意しております。

 


なお、当日券の販売は各公演の開演1時間前から、愛知県芸術劇場小ホール前で行います


みなさまのご来場をお待ちしております!

7がつの 21にち から ずがこうさくの きょうしつ アート スコーレが はじまり ました。

こんかいの テーマは 「こんな おうちに すみたいな!」 です。 つち ねんどで いえを つくる こうさく です。 その ようすを しょうかい します。

まずは、 ねんどで つくる まえに、 どんな かたちの いえを つくるか えを かきます。

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えが かけたら だんボールがみで いえの かたを つくります。 
こうしの せんせいが せつめい して いる ところ。

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だんボールがみを えらんで いる ところ。

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くみたてて いる ところ。

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かみの おうちが できたら、 ビニールで おおいます。

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いよいよ ねんどを つかい ます。

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おおきな ひらたい いたの かたちの かべを なんまいも つくります。

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そして、 それを かみの おうちに はりつけて いきます。

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おおまかな ところが できたら、 まどや やねの もようなどを つくって いきます。

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これで いちおう できあがり。

 

あとは、 かんそう して すやきに します。

やきあがった ものは ごじつ おわたし します。

それを いえに もちかえって、 いろを ぬって ほんとうの できあがり。

 

23にち(どようび)、24にち(にちようび)も アート スコーレは やって いますので、

きょうみの ある おともだちは、 かいじょうに きてね!

(H.K)

 

アートライブラリー7月の新着図書・CDをご紹介します。

『花と果実の美術館』
小林頼子 著 八坂書房 2010年
(請求記号704/Ko12h/ 資料番号9110487849)
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美術作品に描かれた花や果実や樹木を、キリスト教、ギリシャ神話、美術史など参考にしながら、解説しています。
取り上げている美術作品は、年代、和洋を問わず様々です。
佐竹曙山の《燕子花にナイフ図》は非常に興味深い作品ですし、ミュシャの《椿姫》を一度はご覧になったことがあるかもしれません。
中には、オリーブがデザインされている国連旗や、月桂樹と聞いたら思い出す有名な日本酒のパッケージも紹介されています。
美術や植物がお好きな方はもちろんですが、これまでとは違う視点で、美術作品を楽しむきっかけになりますよ。
(ライブラリースタッフT.T)


『アール・デコ建築』
吉田鋼市著  河出書房新社  2010年
(請求記号 523/Y86z  資料番号 9110487553)
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アール・デコ建築といえば、何を連想しますか?
おしゃれでモダン、ヨーロッパの香りのする建物、第1次大戦と第2次大戦の間の短い平和な時のちょっと贅沢な建築・・・私にとってのイメージはそのようなものでした。
この本は各地域のアール・デコ建築を写真とともに紹介しています。
ヨーロッパ、北米、中南米、アジア、北アフリカ・・・すべてアール・デコ調なのに、なんとなくその国の雰囲気が漂う建築。私が想像する以上にアール・デコ建築は各地域に密着し、多様性をもったものでした。
この本で、そのような各国のアール・デコ建築巡りをしてみませんか。
(ライブラリースタッフE.I)


『展覧会カタログ案内』
中嶋大介著 ブルース・インターアクションズ 2010年
(請求記号7069/N34t 資料番号9110487867)
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ユニークな造本、鮮明な図版。その美しさやこだわりは、一般書籍にはマネできません。
この本は、まるで展覧会カタログの展覧会。美術、写真、建築…さまざまな分野のカタログが紹介されています。カタログ自体が作品と言える芸術性の高いカタログから、まるでお弁当箱に見えるおもしろカタログまで。カタログの制作に携わる人達へのインタビューも興味深いです。
ちなみに、世界一分厚い!?カタログとして紹介されている「大竹伸朗 全景1955-2006」は当館にあります。実物で厚みを確かめてみるのはいかがでしょう。
(ライブラリースタッフT.K)


最後はCDです。
『モーツァルト&メンデルスゾーン 弦楽五重奏曲』
愛・知・芸術のもり弦楽五重奏団 コジマ録音 2011年
(請求記号 Bモ//ア 資料番号 9310197568)
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 このCDの演奏者である「愛・知・芸術のもり弦楽五重奏団」はいったいどんな集団なのだろう? と、私自身も疑問に思ったので、ご紹介させていただきます。
実はこのCDの演奏者の方々、愛知県立芸術大学にて弦楽器のコースで教えている人ばかり。演奏会のCDは幾つかありますが、教授陣によるものは変わっているのかな? と、いうことで取り上げてみました。
曲目はモーツァルト・メンデルスゾーンのそれぞれが作曲した弦楽五重奏曲ですが、メンデルスゾーンの曲目に関してはダーフィト版という、珍しいものを用いての演奏なので、興味をもたれましたら是非お聞きください。
(ライブラリースタッフ E.S)

 

東北復興支援チャリティコンサート『 吉田文&平山素子 オルガンとダンスの華麗な競演-愛知ゆかりのアーティストによる復興への祈り-』が開催されます!


本日、お二人によるリハーサルが行われました。

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吉田さんの荘厳なオルガンの音色に合わせて、平山さんが即興で動きの流れを考えていらっしゃいます。


お互い初めての試みとあって、たくさんのアイディアを出されていました。

 

 

 

 

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(演奏台に腰掛ける平山さん)

 

東北への祈りを込めたお二人のパフォーマンスは、リハーサルの段階からとても幻想的な雰囲気が漂う、神秘的な空間がつくりだされていました。

本番はいったいどのようなパフォーマンスを見せていただけるのでしょうか。

 

今回のコラボレーションはとても稀少な機会だと思いますので、ぜひお越しくださいませ!!


日 時 : 2011年7月20日(水)19:00-
会 場 : 愛知県芸術劇場 コンサートホール
料 金 : 無料  ※全席自由
*満席の場合は、入場をお断りすることがございます。
*チャリティとしてお一人様500円以上のご協力をお願いします。
*チャリティとしていただきましたお金は、被災地の芸術文化の支援として用いさせていただきます。
出 演 : 吉田文(オルガン)、平山素子(ダンサー)

 

(T.Y)
 

8/27(土)、8/28(日)公演・子供のためのシェイクスピアカンパニーによる「冬物語」関連展示の紹介です。
場所は、アートライブラリー中央展示スペースの正面裏側になります。

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「冬物語」を集めました。
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「ロマンス劇」と「ロマンス劇」関連資料を集めました。 

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「シェイクスピア」に関する図書です。
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展示期間は、7/2(土)から9月中旬までの予定なので、公演前に予習をしてもよし、公演後、余韻に浸るもよしです。もちろん、公演に行けない!といった方など、どなたでも手に取ってご覧いただけます。
ぜひ一度お立ち寄りください。
(アートライブラリースタッフ W.N)
 

キッズプログラム『バックステージツアー 親子で劇場体験&探検』を、8/3(水)に開催します。

 

今年で開館19年を迎える愛知芸術文化センター。

3つの劇場があり、なかでも大ホールとコンサートホールは国内でも屈指の設備を誇るオペラやコンサートの専門劇場です。

奈落や照明を吊るバトンが織り成す舞台機構のショーがあったり、照明や音響・舞台の操作を体験できるコースがあったり、親子で一緒に舞台の裏側をのぞいていただけます。

 

これまでにも夏休みに、親子で体験していただく「バックステージツアー」としてほぼ毎年開催してきましたが、今年はひと味違います!!

なかでも、コース(2)「コンサートホール探検ツアー」では、台本と演出に柴幸男さんを迎え、劇団「あおきりみかん」の俳優の松井真人さんが皆さんを劇場の裏側へお招きいたします。

先日、お二人が打ち合わせにいらっしゃいました!

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(打ち合わせの様子)

 

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さて、どんな探検になるのか、楽しみですね!

応募は往復はがきにて7/22(金)必着 

多数の応募をお待ちしています。

 

(左の写真はコンサートホールの下見の様子。パイプオルガンは本当に大きいですね。)

 

 

 

 

 

(T.Y)

平山素子ソロプロジェクト「After the lunar eclipse/月食のあと」リ・クリエイション。

名古屋公演まであと2週間をきりました。

5月に世田谷パブリックシアターで幕を開けてから2カ月ほど時が経ち、作品もじわじわと熟成してきています。

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公演2日目に行った初回からのクリエイションチームによるアフタートーク
(左から唐津絵理(愛知芸術文化センター)、逢坂卓郎、スズキタカユキ、平山素子 ※敬称略)

 

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最終日は、宇宙話に花が咲きました。
(左から三上さおり(世田谷パブリックシアター)、内富素子(JAXA国際部)、平山素子、逢坂卓郎 ※敬称略)
 

 

さて、愛知では毎度おなじみのアフタートークですが、実は東京でアフタートークを行うのは初めてだった素子さん。

初日のゲストを飾ったのは、これまた愛知ではおなじみ、コンドルズ主宰・振付家の近藤良平さん!

なかなかレアな同世代ダンサー2ショットで会場を沸かせてくれました。


そして2人のお洋服はスズキタカユキ氏のもの。今回の「月食のあと」でも初演時より衣装を担当。
リ・クリエイションでは、実際かなりバージョンアップされているのです。こちらも必見です!!

 

そんな良平さんから、東京公演を観てのコメントをいただきました。

 

実は、東京公演の初日、開演前に機材トラブルによるアクシデントが起こりました。

劇場とスタッフによる必死の復旧作業によりなんとか幕はあいたものの、公演が始まったのは21時頃。

それにもかかわらずほとんどのお客様が残ってくださったことに一同感動!

そして90分もの間、楽屋裏では、素子さんや良平さん、ヘアメイクや衣装スタッフが穏やかに開演を待っていました。いつでもスタンバイOKで・・・。(こちらもさすが!)


「これより、開演いたします」とともに暖かい拍手で幕を開けた「月食のあと」への、良平さんからのリコメンドです。


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「平山素子 の 新たなる試み」


今回の作品は 、世田谷で 観させていただきました。

非常に繊細な世界で 我々が 日常接する 現実世界とはかなり違うものです。

そういう意味では 舞台中に目の中に飛び込んでくるものは 遊園地にあるビックリハウス的な 感じもあります 

「不思議だなあ」と思っていると いつのまにかに時間が経過します

こうやって 書くだけ無駄な気もしますが やはりこういうものは 体感するに限ると思います

 

あとですね  この試み 平山素子は えらいと思います。

アフタートークの時にお話ししましたが このセットとセッティングがかかせない舞台の練習はまったく分け分らず 

ステキに言えば 「孤独との戦い」 普通だと かなり「変わった方」 つらい練習なはずです 

そう言う意味で えらいのです

 

目撃者は、 きっと ふわーと カラダに 感じ取り 少し時間が立った頃

また じわーと思い出すかもしれません こころに残る 世界であります。
 

近藤良平


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また、舞踊評論家の石井達朗さんダンサーの斉藤美音子さんからも、東京公演を観てのコメントをいただきましたので、ご紹介します。


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逢坂卓郎のLED、スズキタカユキの衣装、落合敏行のサウンドが、平山素子という稀有な生命体と繊細に反応している。

舞台空間が小さな宇宙になってゆく。


いつのまにか、異ジャンルのアーティストたちの魅力がひとつに溶けあい、極光を見るような驚きと喜びの時空が訪れる。


見えない力に引っ張られるような平山の美しく大きな歩行。

光と闇のしじまに一歩踏み出す。そこに新たな出会いがあるから。


石井達郎


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とにかく踊る、踊る、踊る!!尊敬すべきダンサーです。


斉藤美音子
 

(E.K)
 

7月の初旬からこの暑さ・・・今年の梅雨はどこへやら、本格的な夏の足音が日に日に聞こえてきます。


さて、本日は、ダンス公演のお知らせです。

 

◆平山素子ソロプロジェクト「After the lunar eclipse/月食のあと リ・クリエイション」


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日時

2011年7月22日(金)19:00、23日(土)14:00、18:00

 
チケット代

一般2,700円(当日3,000円)、
学生1,500円(愛知芸術文化センタープレイガイドにて前売りのみ取扱)

 

 

 

 

この公演のチケットを、5月31日(火)より、

愛知芸術文化センタープレイガイド、チケットぴあなどで好評発売中です!!

東京、兵庫公演でも大好評のこの公演!
チケットも完売が予想されます…
お早めにお買い求めください。今ならまだ間に合います!!

 

ここで、耳より情報です。


恒例となりました、プレシアター・メニュー(食事)付きチケット(3,700円)を今回もご用意します。

愛知芸術文化センターの10、11階にあるカリフォルニア料理レストラン『ウルフギャングパック レストラン&カフェ』でのお食事と各公演のチケットがセットになった、お得なチケットです。


お料理内容は「月食のあと」という公演タイトルにあわせて

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・前菜:生ハムと月型メロンのマリネ ラズベリーバルサミコ&シノワチキンサラダの盛り合わせ

・パスタ:リコッタチーズのハーフムーンラビオリ

・デザート:レモンのソルベ スターフルーツを添えて


1,500円相当の、とっても嬉しいメニューです。

おいしそうですよね?食べたくなってきませんか?

この機会に、ぜひどうぞ!
なお、数に限りがございますので、お急ぎください!!

 

このチケットは、ウルフギャング・パックでのみの販売となります。


なお、バウチャー(食事券)のご利用いただける時間帯は


7月22日(金)公演前後 いつでも使用可能

7月23日(土)14:00→公演前のみ 18:00→公演後のみ


となっております。


詳細はウルフギャング・パック 052-957-5755 までお問い合わせください。

レストランの詳細はこちら
http://www.wp-japan.jp/shop/cafe_aichi.html

 

皆様のお越しをお待ちしております☆

(N.S)

 

6月22日(水)に「第60回 フレッシュコンサート」を開催しました。


今回は、「グレイスコンサート」と題して、「ソプラノの長谷川みちるさんの独唱で、大嶽利佳さんにピアノ伴奏をしていただきました。
「グレイスコンサート」とは、賛美歌「アメイジング・グレイス(驚くばかりの神の恵み)」からとられたそうです。

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お二人は、岐阜大学の後輩、先輩の間柄、長谷川さんは同大学教育学部学校教育教員養成課程で、大嶽さんは同大学大学院教育学研究科で勉学に励みながら、「声楽」と「ピアノ」の習熟に努めていらっしゃいます。


当日は170名を超える方にお越しいただいた中で、長谷川さんは一曲一曲の紹介をしながら、5曲を歌われました。来場の皆さんは美しい歌声にすっかり魅了され、温かい拍手が送られました

 

◎ 演奏曲

 

♪ モテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」 K.165より 第三部 終曲 「アレルヤ」/モーツァルト 作曲(1773年)

モテット とは、声楽曲のジャンルのひとつで、中世期からルネサンス期における主としてポリフォニー(多声音楽)による宗教曲です。
 「アレルヤ」 はラテン語で、その原語のヘブライ語は「ハレルヤ」です。「主をほめ讃えよ。」という意味です。

 

♪ 「ふるさと(故郷)」文部省唱歌 作詞/高野辰之  作曲/岡野貞一

ふるさと は大正3年(1928年)「尋常小学唱歌集(6)」に掲載され、それ以後世代を超えて歌い継がれる一曲となりました。今も、小学6年生の音楽の教科書に歌唱共通教材として掲載されています。

 

♪ スマイル・アゲイン 作詞・作曲/中山真理

合唱曲として作られ、多くの小学校で子どもたちが好んで歌っている曲です。

 

♪ アメイジング・グレイス 聖歌229番 詞/ジョン・ニュートン (1772年)

世界中の人々に愛されている賛美歌の一つです。
ジョン・ニュートンは、もとは黒人奴隷貿易で巨額の富を得る船乗りでした。
この曲は後に牧師になった彼が、奴隷貿易をしていたことについての「悔い改めと、そんな自分にも赦しと、愛をくださった神様に対する感謝が込められている。」といわれています。

 


来場の皆さんからは、


FC2.jpg『幸せあふれる美声とピアノの音色に心が癒されました。』《60歳台、男性》

『毎回楽しみです。今日の歌声は心にやさしく響きました。』《60歳台、女性》

『アメイジング・グレイスに涙が出ました。鎮魂 3.11』《70歳台、男性》

『スマイル・アゲイン、アメイジング・グレイス、とてもいい歌ですね。甘い歌声でとても幸せな気持ちになった。』《50歳台、女性》

『曲の一言、一言、心に響くものがあった。』《60歳台、女性》

など、様々な感想をいただきました。

 

 

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【左側から 長谷川みちるさん、大嶽利佳さん、恩師八神利夫先生】

≪出演の長谷川みちるさんから≫

『フレッシュコンサートに出演させていただきありがとうございました。

アンケートや個人メールを通して、「歌詞がすごく伝わってきました。」「感激しました。」「涙が出ました。」「心に響きました。」という感想を沢山いただきました。
私も、涙を流して聴いてくださっていた方々のお顔を思い起こし、胸が熱くなります。また、『ふるさと』を歌い始めたころから、どんどん立ち見の方が集まって来られ、『ふるさと』は本当に愛される一曲なのだと感じました。

私はいつも「私の音楽を聴いてもらうのではない。その曲に込められた希望、愛、喜びのメッセージを届けたい。」と考えています。
今は若干21歳の若手音楽家です。今日の皆さまのお心に感謝を持って、これから、いよいよ、心に響く音楽を目指して研鑽を積んでいきたいです。

今日は本当にありがとうございました。』

 
≪出演の大嶽利佳さんから≫

『今日はこんなに素晴らしい場所で演奏させていただけて光栄でした。
普段、ソロの時には味わえない緊張や、ハーモニーを今日は伴奏者として楽しませていただき、私としても大変貴重な経験でした。

今回の演奏を通して、みなさまの心に何か通じるものがあれば幸いです。』

 

 
次回の「愛知芸術文化センター フレッシュコンサート」は、7月27日水曜日のお昼(12:15-12:45)に2階フォーラムで開催します。


『サクソフォンと電子オルガンで届ける「音楽の贈り物」』を平松加奈恵さんのサクソフォンと榊原裕美さんの電子オルガンでお届けします。

お二人から、『サクソフォンで歌い上げる美しい音色と、多彩な音色や演奏法を持つ電子オルガンとの共演にて、皆さんが耳にしたことのある名曲を一味違ったアレンジでお届けします。』とのメッセージをいただいております。


演奏曲は

♪ オ・ソレ・ミオ 

♪ カタリカタリ 

♪ フニクリフニクラ

♪ 青春の輝き ほか


 
当日、皆さんと会場でお会いできることを楽しみにしています。
夏の暑さが盛りの時期のコンサートになりますが、御来場を心よりお待ちしています。


(M.K)