2012年03月12345678910111213141516171819202122232425262728293031

第68回フレッシュコンサートを開催しました ♯♪♭

2012年03月05日

平成24年2月22日(水)に「第68回フレッシュコンサート」を開催しました。

今回は、「アーツ・チャレンジ2012(2/14-2/26)」を開催していることもあり、10階県美術館前のホールでの開催となりました。

 

『四本のフルートによるおいしいコンサート“フルーツ・パフェ”』と題して、Flutes(フルーツ)の4人による演奏を140名以上の来場者にお楽しみいただきました。

 

68FC-1.jpg 
【左側から、若葉晴弓さん、小野梅香さん、匂坂祐子さんと新美多恵さんです】

 


◎今回の演奏曲


アンコール曲を含めて5曲を演奏していただきました。


最初の曲は、クロード・ドビュッシー作曲『小組曲』第1楽章「小舟にて」で、フルートの美しく優雅なカルテットは印象派の絵画を見るような感動を覚えました。

演奏後、若葉晴弓さんから、『「Flutes」は、2010年みえ音楽コンクールアンサンブルの部に参加した際、第1位を受賞し、これをきっかけに結成されたグループ』と紹介されました。

68FC-2.jpg

 

続いて、2曲目を小野梅香さんが紹介し、マルク・ベルトミュー作曲猫』より、「ペルシャ・ブルー」、「ピューマ」、「シャム」の3楽章を演奏されました。

【左はトークの様子】


 

 
 

3曲目は匂坂祐子さんが、伊藤康秀作曲『フルーツ・パフェ-4本のフルートのための組曲-』を紹介しました。


『「フルーツ・パフェ」とはフランス語で「完璧なフルートたち」という意味で、4楽章からなる組曲。4本のフルートの音色の違いを感じ、楽しんでほしい。』とのお話がありました。

4楽章のうち、第3楽章「チョコレート・ダモレー」と第4楽章「ジェラート・コン・カフェ」を演奏され、4本のフルートの軽快な音色、響きに魅了されました。

 

4曲目は新美多恵さんが、星出尚志編曲「四季の詩情」メドレーを『お馴染みの曲が何曲出てくるのか、歌を口すさんで曲を楽しんでほしい。』と紹介されました。

 

68FC-3.jpg

 メドレー曲は「春が来た」で始まり「春の小川」「たなばたさま」「我は海の子」「村まつり」「もみじ」「雪」そして「冬景色」の8曲のメドレーで、再び「春が来た」で締めくくる曲でした。

来場者の皆さんはメドレー曲、全てをお分かりになりましたか?

【左は演奏に聴き入る来場者の皆さん】 

 

 

アンコール曲は、文部省唱歌でお馴染みの『ふるさと(作詞/高野辰之 作曲/岡野貞一)』を演奏されました。

来場者の皆さんは、フルートの音色に心静かに落ち着いた雰囲気で聴いていらっしゃいました。


演奏を終えた4人に温かい拍手が贈られました。

 


--ちょっぴり雑知識-----------------------------------------------------------------------------------

★ドビュッシー作曲「小組曲」 

4つの楽章で構成されており、第1楽章「小舟にて」、第2楽章「行列」、第3楽章「メヌエット」第4楽章「バレエ」の組曲です。


★ベルトミュー作曲「猫」 

5つの楽章で構成されており、第1楽章「ペルシャ・ブルー」、第2楽章「ピューマ」、第3楽章「シャム」第4楽章「山猫」と第5楽章「ペルシャ猫」の組曲です。


★伊藤康秀作曲「フルーツ・パフェ-4本のフルートのための組曲-」

4つの楽章で構成されており、第1楽章「フルーツ・パフェ」、第2楽章「栗」、第3楽章「チョコレート・ダモレー」第4楽章「ジェラード・コン・カフェ」の組曲です。

                                                                                    (出典 フリー百科事典)
---------------------------------------------------------------------------------------------------

 


来場者の皆さんからは…‥


◎今回が初めての方々から

・『フルーツ・パフェと四季の詩情メドレーはとても心に深くしみました。四季をイメージしながら、美しい音色を聴かせていただきありがとう。』《40歳台の女性》

・『とても良い演奏でした。始めは後ろの席で“おしゃべり”していた方が気になりましたが、演奏が進むにつれ“おしゃべり”がなくなり、演奏に集中して聴けました。』《50歳台、女性》

・『四季の詩情メドレーが特に良かった。今後に期待します。』《60歳、男性》

 

◎いつも来られる方々から

・『美しい音色で楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。』《60歳、男性》 

・『アンコール(ふるさと)で涙しました。』《70歳以上、女性》

・『ドビュッシー以外初めての曲で、四季の詩情メドレーはよく知られているのと違い、新しいタイプでよかった。演奏もとても良かった。』《70歳以上、男性》

 
など、様々なご感想をいただきました。
ありがとうございました。

 

≪Flutesの出演後のメッセージ≫

68FC-4.jpg

この度は、このような演奏会に出演させていただきありがとうございました。

私たちもまだまだ未熟ですが、常に精進し続け、皆様に素敵な音楽を届けていきたいと思っております。

最後になりましたが、演奏会を開くにあたりご協力いただいたスタッフの皆様、ご来場いただきました皆様に、感謝の御礼を込めて、ありがとうございました。
 

 


さて、平成23年度最後の「第69回愛知芸術文化センター フレッシュコンサート」は、3月28日(水)のお昼(12:15-12:45)に2階フォーラムで開催予定です。


『モーツァルトとその時代の音楽』と題して、モーツァルト200メモリーの皆さんによる「トロンボーン4重奏」をお届けします。

 

当日、皆さんと会場でお会いできることを楽しみにしています。

 


◎○◎ お知らせです ◎○◎ ※受付終了しました
平成24年10月から25年3月までの「フレッシュコンサート出演者」の募集締め切りは、平成24年6月25日(月)です。ご応募をお待ちしています

 

(M.K)