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東京都写真美術館の「第2回恵比寿映像祭」に、ジョナス・メカス、ナム・ジュン・パイク作品が出品されます

2010年02月18日
[ 映像 ]

 2月19日(金)から28日(日)まで、東京都写真美術館で「第2回恵比寿映像祭」が開催されます。昨年の「第1回」には、愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品より『フーガの技法』(監督:石田尚志、2001年、シリーズ第10弾)、『影の子供』(監督:辻直之、2006年、同第15弾)、『究竟の地―岩崎鬼剣舞の一年』(監督:三宅流、2007年、同第16弾)、『HAND SOAP』(監督:大山慶、2008年、同第17弾)の4本が上映された、縁のある催しです。

 東京都写真美術館全館を使用し、展示や上映の他、トークやパフォーマンスなども行う、総合的な映像の祭典として注目を集めたこの企画に、今年は当センターでも作品を所蔵し、しばしば上映を行っている、映像アートのパイオニアである、ジョナス・メカスとナム・ジュン・パイクが、展示部門に出品しています。
 


パイク「グローバル・グルーブ」1ブログ用.jpg

 その他にも、20世紀最大の前衛的な音楽家で、当センターでも何度かその作品を演奏したジョン・ケージや、2008年に「gozoCinéをめぐって」を開催した詩人・吉増剛造も参加しており、文化情報センターの活動に関心をお寄せいただいている方々には、見逃せない催しといえるでしょう。
 会期は10日間とやや短めですが、展示は無料で鑑賞できるといった気軽さもあるので、東京へ行く機会のある方や、東京圏にお住まいの方は、一度、訪れてみてはいかがでしょう。
http://www.yebizo.com/
↑「恵比寿映像祭」のウェブサイトです。

*写真は、ナム・ジュン・パイク『グローバル・グルーブ』(1973年制作、共作:ジョン・J・ゴットフリー/文化情報センター所蔵)

(T.E.)