今回は、モーツァルト200メモリアルさんによる独唱、重唱でお楽しみいただきました。
コンサート当日の1月27日は、ちょうどヴォルフガング・A・モーツァルトの誕生日にあたり、コンサートタイトルも「モーツァルトの誕生日」。
折りしも8階ギャラリーにおいて「日展」開会式の直後でご覧になったお客様や大ローマ展のお客様も大勢お越しになり、大盛況の客席。
モーツァルト200メモリアル代表の熊崎さんの解説を交えながら、長谷川菊さん、瀧口恵理子さん(ソプラノ)、瀧沢博さん(バリトン)も木村曜子さんのピアノ伴奏で聴き応えのある独唱、重唱をご披露くださり、大勢のお客様も3人の美しい歌声にうっとり聴き入っておられました。
・曲目
Kv.578 コンサートアリア「Alma grande,e nobil core」
Kv.492 歌劇「フィガロの結婚」より(ベーレンライター新全集の表記によるNo.)
No.10 ″Non piu andrai ″
No.11 ″porgi amor qualche ristoro・・・ ″
No.14 Terzetto″susanna,or via sortite ″
No.17 Duettino ″Crudel! perche finora・・・″
Kv.596 歌曲集より ″Sehnsucht nach dem Frühlinge ″
実は、午前中のリハーサル時も、歌声に足を停めて、開演前の客席に腰を下ろされるお客様も多く、告知用のチラシもすぐになくなってしまったり、客席数より多めにご用意したプログラムも開演前に全て配り終えてしまうなど、うれしいハプニングも続出の第43回でした。
最後に熊崎さんがご用意してくださった「アヴェヴェルムコルプス」の楽譜を客席にお配りして、モーツァルト200メモリアルと一緒に唱和するというサプライズありで、出演者とお客様が一体となった楽しいコンサートで終了できました。
人が出入りするたびに冷たい外気が吹き込む会場の寒さに耐えながら熱演くださった出演者の皆様、静かに、かつ熱心にお聴きくださったお客様の皆様に改めて御礼を申し上げます。
次回第44回は、2月24日(水)午後0:15から30分間、「カルテットフリーセント」さんによる弦楽四重奏をお届けします。会場は、いつもと同じ2階フォーラム内ですが、北側スペースに変更となる場合がありますので、ご注意くださいね。
曲目は、弦楽四重奏曲第2番ニ長調K.155「ミラノ四重奏曲」(モーツァルト)、映画「ニューシネマパラダイス」より(モリコーネ)、オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲(マスカーニ)、「弦楽四重奏のためのイタリア風セレナード」(ヴォルフ)を予定。大ローマ展開催中ですが、選曲のキーワードも「イタリア」です♪どんな演奏を聴かせてくださるのでしょうか。♪
では、会場でお会いできることを楽しみに。
(文責:k.k)