来年2010年8月21日から10月31日まで「あいちトリエンナーレ2010」が開催されることを、皆様はご存じでしょうか?テーマは「都市の祝祭 Arts and Cities」。愛知芸術文化センターでの現代美術展と、舞台芸術やオペラの公演。そして名古屋市美術館での現代美術展に加えて、まちの中にもアートが広がっていこうとしています。そこで注目されているのが、愛知芸術文化センターと名古屋市美術館の両会場からも歩いてすぐの長者町地区です。
来年の開催に向けて、今年はプレイベントとして「長者町プロジェクト2009」が行われます。現代美術作品の展示がメインのプロジェクトですが、そのなかで1日だけ、パフォーマンス・イベント「長者町パフォーミング街」を開催します!
会場となるのは、普段は繊維卸会社として操業しているビルの荷受場だったり、公開空地だったり、ビルの屋上だったり。劇場とは全く異なる、まさに「まちなか」でのパフォーマンスが展開します。
9月25日(金)と28日(月)には、メイン会場となる、モリリン株式会社名古屋支店の荷受場で、舞台監督や出演者のダンサーや音楽家が下見を行いました。
劇場じゃない、という条件を逆手にとって、もともとそこに置かれている幌付きトラックや、ローラー付きの荷台を使った演出案が飛び出し、私たちスタッフもびっくり!まだ何ができるか、どんな風にできるか、手探り状態ですが、これからどんどん詰めていきます。
(↑左から、舞台監督さん、ミュージシャンのカジワラトシオさん、
ダンサーの東野祥子さん)
「長者町プロジェクト2009」は、10月10日(土)から11月15日(日)まで。そしてパフォーマンス・イベントの「長者町パフォーミング街」は10月31日(土)13:00から15:30に開催します。これが来年のトリエンナーレにつながっていきます。 入場無料。お楽しみに!!
(A.F.)