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はじめてアート講座:ダンスの2回目に登場するのは?

2009年06月30日

はじめてアート講座<ダンス>の2回目は、7月3日に開催します。
テーマは「バレエの進化」について。

「バレエ」という言葉からイメージするのは、「白鳥の湖」に代表されるようなお伽噺の世界?とばかり思っていると、大違い。バレエのテクニックはそのままに、あるいはさらに深化しつつ、より前衛的な作品が続々登場している世界のバレエ界です。

8月27日にダンスワークショップとショーイングを開催する大植真太郎さんや、12月に<ダンス・アンソロジー>で新作をもって愛知初登場する金森穣さんは、そんな海外の著名バレエ団で10代を過ごし、世界各地で大活躍の日本を代表するコンテンポラリーなアーティストたちです。彼らは日本でバレエを学んだ後、海外のバレエ団でダンスを磨き、現在は日本を代表するコンテンポラリーのダンサー、振付家として多彩な活動をされています。

ちょっと前の話しになりますが
、「サイトウ・キネン・オーケストラ」のオペラ出演のためにまつもと市民芸術館に集まった同年代のダンサーたちをキャッチ。ネザーランド・ダンス・シアター、リヨン国立バレエ、ハンブルク・バレエ団等など、数々の世界的なダンスカンパニーで活躍していたダンサーたちの久しぶりの再会は、海外に居た頃に戻ったようで、ほんとうに楽しそう。リラックスした素敵な雰囲気に、パチリ!とさせてもらいました。

本当に豪華な顔ぶれです
まつもと市民芸術館にて.jpg
写真手前中央から時計回りに金森穣さん、井関佐和子さん、大植真太郎さん、平原慎太郎さん、柳本雅寛さん(まつもと芸術館実験劇場にて)

金森穣さん、井関佐和子さんは 12月23日、24日のNoism09 新作公演(小ホール)で愛知初登場。
詳細は、後日発表しますので、お楽しみに!

また、大植真太郎さん、平原慎太郎さん、柳本雅寛さんには 8月27日のダンスワークショップ&ショーイングで登場していただきます。

実は、このオペラの空き時間に、大植真太郎さん、平原慎太郎さん、柳本雅寛さんが新作を創作、ショーイングを行いました。このときは、彼らのリハーサルを金森さんと井関さんが見学し、様々な意見を出し合っていたようでした。今年はこの作品をさらにヴァージョンアップ、9月に埼玉で開催される公演に先駆けて、愛知では新作のワークインプログレス公演として、観客も参加可能なちょっと変わったショーイングを開催します。皆さん、ご参加くださいね。

さて、世界最古のバレエ団といわれるパリ・オペラ座こそが、現在のコンテンポラリーダンスの源流だということをご存知ですか?

この続きは、7月3日19時、愛知芸術文化センター12階アートスペースAにて。皆様のお越しを
お待ちしております!

E.K)