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近藤良平さん、石井達郎さん、斉藤美音子さんよりコメントが届きました!

2011年07月11日

平山素子ソロプロジェクト「After the lunar eclipse/月食のあと」リ・クリエイション。

名古屋公演まであと2週間をきりました。

5月に世田谷パブリックシアターで幕を開けてから2カ月ほど時が経ち、作品もじわじわと熟成してきています。

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公演2日目に行った初回からのクリエイションチームによるアフタートーク
(左から唐津絵理(愛知芸術文化センター)、逢坂卓郎、スズキタカユキ、平山素子 ※敬称略)

 

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最終日は、宇宙話に花が咲きました。
(左から三上さおり(世田谷パブリックシアター)、内富素子(JAXA国際部)、平山素子、逢坂卓郎 ※敬称略)
 

 

さて、愛知では毎度おなじみのアフタートークですが、実は東京でアフタートークを行うのは初めてだった素子さん。

初日のゲストを飾ったのは、これまた愛知ではおなじみ、コンドルズ主宰・振付家の近藤良平さん!

なかなかレアな同世代ダンサー2ショットで会場を沸かせてくれました。


そして2人のお洋服はスズキタカユキ氏のもの。今回の「月食のあと」でも初演時より衣装を担当。
リ・クリエイションでは、実際かなりバージョンアップされているのです。こちらも必見です!!

 

そんな良平さんから、東京公演を観てのコメントをいただきました。

 

実は、東京公演の初日、開演前に機材トラブルによるアクシデントが起こりました。

劇場とスタッフによる必死の復旧作業によりなんとか幕はあいたものの、公演が始まったのは21時頃。

それにもかかわらずほとんどのお客様が残ってくださったことに一同感動!

そして90分もの間、楽屋裏では、素子さんや良平さん、ヘアメイクや衣装スタッフが穏やかに開演を待っていました。いつでもスタンバイOKで・・・。(こちらもさすが!)


「これより、開演いたします」とともに暖かい拍手で幕を開けた「月食のあと」への、良平さんからのリコメンドです。


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「平山素子 の 新たなる試み」


今回の作品は 、世田谷で 観させていただきました。

非常に繊細な世界で 我々が 日常接する 現実世界とはかなり違うものです。

そういう意味では 舞台中に目の中に飛び込んでくるものは 遊園地にあるビックリハウス的な 感じもあります 

「不思議だなあ」と思っていると いつのまにかに時間が経過します

こうやって 書くだけ無駄な気もしますが やはりこういうものは 体感するに限ると思います

 

あとですね  この試み 平山素子は えらいと思います。

アフタートークの時にお話ししましたが このセットとセッティングがかかせない舞台の練習はまったく分け分らず 

ステキに言えば 「孤独との戦い」 普通だと かなり「変わった方」 つらい練習なはずです 

そう言う意味で えらいのです

 

目撃者は、 きっと ふわーと カラダに 感じ取り 少し時間が立った頃

また じわーと思い出すかもしれません こころに残る 世界であります。
 

近藤良平


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また、舞踊評論家の石井達朗さんダンサーの斉藤美音子さんからも、東京公演を観てのコメントをいただきましたので、ご紹介します。


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逢坂卓郎のLED、スズキタカユキの衣装、落合敏行のサウンドが、平山素子という稀有な生命体と繊細に反応している。

舞台空間が小さな宇宙になってゆく。


いつのまにか、異ジャンルのアーティストたちの魅力がひとつに溶けあい、極光を見るような驚きと喜びの時空が訪れる。


見えない力に引っ張られるような平山の美しく大きな歩行。

光と闇のしじまに一歩踏み出す。そこに新たな出会いがあるから。


石井達郎


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とにかく踊る、踊る、踊る!!尊敬すべきダンサーです。


斉藤美音子
 

(E.K)