2011年07月12345678910111213141516171819202122232425262728293031

第60回 フレッシュコンサートを開催しました ♯♪♭

2011年07月05日

6月22日(水)に「第60回 フレッシュコンサート」を開催しました。


今回は、「グレイスコンサート」と題して、「ソプラノの長谷川みちるさんの独唱で、大嶽利佳さんにピアノ伴奏をしていただきました。
「グレイスコンサート」とは、賛美歌「アメイジング・グレイス(驚くばかりの神の恵み)」からとられたそうです。

FC1.jpg 

お二人は、岐阜大学の後輩、先輩の間柄、長谷川さんは同大学教育学部学校教育教員養成課程で、大嶽さんは同大学大学院教育学研究科で勉学に励みながら、「声楽」と「ピアノ」の習熟に努めていらっしゃいます。


当日は170名を超える方にお越しいただいた中で、長谷川さんは一曲一曲の紹介をしながら、5曲を歌われました。来場の皆さんは美しい歌声にすっかり魅了され、温かい拍手が送られました

 

◎ 演奏曲

 

♪ モテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」 K.165より 第三部 終曲 「アレルヤ」/モーツァルト 作曲(1773年)

モテット とは、声楽曲のジャンルのひとつで、中世期からルネサンス期における主としてポリフォニー(多声音楽)による宗教曲です。
 「アレルヤ」 はラテン語で、その原語のヘブライ語は「ハレルヤ」です。「主をほめ讃えよ。」という意味です。

 

♪ 「ふるさと(故郷)」文部省唱歌 作詞/高野辰之  作曲/岡野貞一

ふるさと は大正3年(1928年)「尋常小学唱歌集(6)」に掲載され、それ以後世代を超えて歌い継がれる一曲となりました。今も、小学6年生の音楽の教科書に歌唱共通教材として掲載されています。

 

♪ スマイル・アゲイン 作詞・作曲/中山真理

合唱曲として作られ、多くの小学校で子どもたちが好んで歌っている曲です。

 

♪ アメイジング・グレイス 聖歌229番 詞/ジョン・ニュートン (1772年)

世界中の人々に愛されている賛美歌の一つです。
ジョン・ニュートンは、もとは黒人奴隷貿易で巨額の富を得る船乗りでした。
この曲は後に牧師になった彼が、奴隷貿易をしていたことについての「悔い改めと、そんな自分にも赦しと、愛をくださった神様に対する感謝が込められている。」といわれています。

 


来場の皆さんからは、


FC2.jpg『幸せあふれる美声とピアノの音色に心が癒されました。』《60歳台、男性》

『毎回楽しみです。今日の歌声は心にやさしく響きました。』《60歳台、女性》

『アメイジング・グレイスに涙が出ました。鎮魂 3.11』《70歳台、男性》

『スマイル・アゲイン、アメイジング・グレイス、とてもいい歌ですね。甘い歌声でとても幸せな気持ちになった。』《50歳台、女性》

『曲の一言、一言、心に響くものがあった。』《60歳台、女性》

など、様々な感想をいただきました。

 

 

FC3.jpg 

【左側から 長谷川みちるさん、大嶽利佳さん、恩師八神利夫先生】

≪出演の長谷川みちるさんから≫

『フレッシュコンサートに出演させていただきありがとうございました。

アンケートや個人メールを通して、「歌詞がすごく伝わってきました。」「感激しました。」「涙が出ました。」「心に響きました。」という感想を沢山いただきました。
私も、涙を流して聴いてくださっていた方々のお顔を思い起こし、胸が熱くなります。また、『ふるさと』を歌い始めたころから、どんどん立ち見の方が集まって来られ、『ふるさと』は本当に愛される一曲なのだと感じました。

私はいつも「私の音楽を聴いてもらうのではない。その曲に込められた希望、愛、喜びのメッセージを届けたい。」と考えています。
今は若干21歳の若手音楽家です。今日の皆さまのお心に感謝を持って、これから、いよいよ、心に響く音楽を目指して研鑽を積んでいきたいです。

今日は本当にありがとうございました。』

 
≪出演の大嶽利佳さんから≫

『今日はこんなに素晴らしい場所で演奏させていただけて光栄でした。
普段、ソロの時には味わえない緊張や、ハーモニーを今日は伴奏者として楽しませていただき、私としても大変貴重な経験でした。

今回の演奏を通して、みなさまの心に何か通じるものがあれば幸いです。』

 

 
次回の「愛知芸術文化センター フレッシュコンサート」は、7月27日水曜日のお昼(12:15-12:45)に2階フォーラムで開催します。


『サクソフォンと電子オルガンで届ける「音楽の贈り物」』を平松加奈恵さんのサクソフォンと榊原裕美さんの電子オルガンでお届けします。

お二人から、『サクソフォンで歌い上げる美しい音色と、多彩な音色や演奏法を持つ電子オルガンとの共演にて、皆さんが耳にしたことのある名曲を一味違ったアレンジでお届けします。』とのメッセージをいただいております。


演奏曲は

♪ オ・ソレ・ミオ 

♪ カタリカタリ 

♪ フニクリフニクラ

♪ 青春の輝き ほか


 
当日、皆さんと会場でお会いできることを楽しみにしています。
夏の暑さが盛りの時期のコンサートになりますが、御来場を心よりお待ちしています。


(M.K)