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「アート・アニメーション・フェスティバル2010」を開催します!

2010年07月26日
[ 映像 ]

明日7月27日(火)より、「アート・アニメーション・フェスティバル2010」が開催されます。2007年に始まったこの上映会では、昨年「イメージフォーラム・フェスティバル2009」に出品を果たした山田園子や、今年「あいちトリエンナーレ2010」への出品が決まった岡田昭憲、有吉達宏らを取り上げ、近年活性化している日本の自主制作アニメーションのフィールドから、新しい作家の発掘と紹介を行ってきました。


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▲プリート・パルン『地球は本当にまるいの?』(1977年、2006年デジタルリマスター版)2点とも

今回のプログラムのメインとなるのは、エストニアの作家で、ヨーロッパ・アニメーション界のゴダールとも賞賛される、プリート・パルンの特集です。今年は昨年までとはやや趣を変えて、アート・アニメーションの世界で巨匠とされる作家をまとまった形で紹介することになります。デビュー作『地球は本当にまるいの?』(1977年、2006年デジタルリマスター版 *チラシでは邦訳タイトルを『世界は本当にまるいの?』としましたが、直前に変更になりました。ご了承ください)から、最新作『雨のなかのダイバー』(2010年、共作:オルガ・パルン)まで、主要な作品を集め、さらに制作の背景を伺えるドキュメンタリー2本を加えており、入門者にとっても最適なプログラミングになっています。

他に、昨年上映し好評だった「世界アニメーション映画史」の続巻に当たる第11―20巻(当センター・アートライブラリー所蔵)や、昨年開催した「第3回愛知デジタルコンテンツコンテスト」一次審査通過作品の上映も行います。

上映スケジュール等、詳細は当センターのホームページをご覧ください。
皆様のご来場をお待ちしています

(T.E)