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恵比寿映像祭でオリジナル映像作品4本を上映

2009年02月16日

 2月20日(金)から3月1日(日)まで、東京都写真美術館で開催される「恵比寿映像祭」に、愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品より『フーガの技法』(監督:石田尚志、2001年、シリーズ第10弾)、『影の子供』(監督:辻直之、2006年、同第15弾)、『究竟の地 ― 岩崎鬼剣舞の一年』(監督:三宅流、2007年、同第16弾)、『HAND SOAP』(監督:大山慶、2008年、同第17弾)の4本が選出され、上映される運びとなりました。

恵比寿映像祭チラシ.jpg 
 東京で当センターのオリジナル映像作品がまとまった形で上映されるのは、2000年7月に渋谷のアップリンク・ファクトリーで「90年代実験映画の一断面 ― 愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品(選)集」と題したプログラムで、『T-CITY』(監督:勅使川原三郎、1993年、同第2弾)、『トワイライツ』(監督:天野天街、1994年、同第3弾)、『KAZUO OHNO』(監督:ダニエル・シュミット、1995年、同第4弾)、『フィリピンふんどし 日本の夏』(監督:キドラット・タヒミック、1996年、同第5弾)、『王様の子供』(監督:前田真二郎、1998年、同第7弾)、『ボディドロップアスファルト』(監督:和田淳子、2000年、第9弾)の6本が上映されて以来となるので、大変貴重な機会といえるでしょう。
 “身体”を統一テーマに、様々な作家が独自の解釈からユニークな作品を手掛けてきたこのシリーズの軌跡を、スクリーンでたどることの出来るチャンスです。東京にお住まいの方、お見逃しなく!(『フーガの技法』『影の子供』『HAND SOAP』は2/21(土)、『究竟の地』は3/1(日)上映)




 「恵比寿映像祭」は、第一回の総合テーマを“オルタナティヴ・ヴィジョンズ”に設定し、現代の多様化した映像と映像表現の状況を捉えようとする、意欲的な試みとして注目を集めている企画です。
〈公式ウェブサイト http://www.yebizo.com
 もちろんオリジナル映像作品は、当センター1階アートライブラリーのビデオコーナーで、リクエスト方式でご覧になることも出来ます。こちらもご利用ください。

(T.E.)