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第3回AACサウンドパフォーマンス道場 公演 ・・・舞台の上で・・・

2008年10月17日
[ 音楽 ]

10月4日(土)、愛知県芸術劇場小ホール、AACサウンドパフォーマンス道場の公演。
完成された作品を発表する公演ではなく、ブラッシュアップの完成形を模索しながらのある種、特別な「一度きりの公演」に向け、出演者は2日の朝一から舞台上の仕込み、リハーサルが独特の緊張感の中進められてゆきました。
進行状況は、愛知県文化情報センターサポートスタッフや、舞台技術スタッフ(舞台、照明、音響)の手厚いご協力もあり、順調に進んでいました。しかし、この順調さがある結果を暗示していたのかもしれません・・・

舞台裏.jpg
↑ 舞台袖にある影アナマイクやモニター、インカム。ここで舞台監督が指示を出します。今は休憩中。
 

 15:30、予定通り開演。
 

中上淳二「lightimagefourdance」.jpg
↑ 中上淳二 「lightimagefourdance」(ライトイメージフォーダンス)
10月1日のブログにある3m×3mの巨大な箱の正体は、人が入ってのパフォーマンスだったんですね!

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↑ 00 (オゥオゥ)   「object」(オブジェクト)

鈴木悦久「自動演奏ピアノのための組曲Chromatic scale variation」.jpg
↑ 鈴木悦久    「自動演奏ピアノのための組曲 ?Chromatic scale variation?」

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↑ 徳久ウィリアム 「VOIZ」(ヴォイズ)
 
ここまでが今年の入選作品です。それぞれの見ごたえのある作品に仕上がっていました!
この後は、昨年の受賞者の再上演がありました。

[b] Laptop orchestra 「Mirroring」.jpg
↑ 第2回AACサウンドパフォーマンス道場優秀賞受賞者 再上演
  [b] Laptop orchestra(ビー・ラップトップ・オーケストラ) 「Mirroring」(ミラーリング)
 

公演後、選考委員の皆様による公開審査で「優秀賞」を選びます。しかし、意見が2作品に分かれました。
ステージ上の私も想定してはいましたが、事はうまく運びません(汗)。

長い討論の末、オーディエンス賞とは別の意味で、観客の皆様に選考委員の意見を聞いた上で納得する方に挙手していただくことに。挙げられた手を数えてみると・・・同じ数。もう一度数えてみても同じ数!全くの同率ということで、優秀賞を2作品選びました!
高いレヴェルで均衡していた4作品。どれが賞を受賞してもおかしくない作品内容で、出演者の皆さんも「とても満足した」とのことでした。

☆『優秀賞』☆
00 (オゥオゥ)   「object」(オブジェクト)
鈴木悦久    「自動演奏ピアノのための組曲 ?Chromatic scale variation?」

☆『オーディエンス賞』☆
徳久ウィリアム 「VOIZ」(ヴォイズ)

(N.S/撮影:加藤 光)