コラボ体験は、ついに大人から子どもにチェンジ。今回はプロからアマチュア、大人から子どもまで、本当に幅広い方々にダンスと音楽のコラボレーションを体験してもらうことになりました。
クラス1には、多数の申し込みの結果、抽選でめでたくも選ばれた小学校低学年のこどもたちが参加。おもちゃのような楽器や、講師の方々のユニークなパフォーマンスに、ぐいぐいと引っ張られて、ダンスや音楽といったジャンルの垣根もわからないままに(ジャンル分けなんて大人がしたもの。ダンスと音楽、本来はひとつなんですよねー)、丸ごと体感していました。
↑講師自己紹介ダンス&ピアノ 「白井剛&中川賢一即興デュオ」
↑音のでるおもちゃを使ってみんなで演奏を楽しみました。保護者も急遽参加!!
↑まずは講師の見本から:音具を使って2人で会話
↑色んな曲に合わせて、からだを動かします。
↑ピアノに触れて、ピアノの鼓動を聴いてみよう!
↑へ・ん・し・ん!! 今は何に変身? ワニ? カブトムシ? かえる?
続くクラス2には、小学校3年生から6年生までの子どもたちが参加。ちょっと落ち着いた雰囲気のこどもたちは、興味深そうに講師お二人のお話を聞いていました。クラス2だけの飛び入り参加となった「書」とのコラボには、さらに真剣な眼差しが。筆が走る半紙を食い入るように見つめていました。ダンスとピアノと書のコラボレーションも一同初体験となりました。
↑おもちゃでチャ・チャ・チャ! あひる? りんご?
↑誰もがもっている声という楽器。声に合わせて踊る白井さんと子どもたち
↑中川さんの指揮に合わせて、みんなで声のオーケストラ体験
↑様々に変化するピアノの音に合わせて踊ります。
↑ティッシュでダンス:子どもたちはティッシュを渡した途端、ティッシュになりきって、フワフワと漂い・・・。
↑ピアノと書のコラボ体験!
↑書きあがった「書」を、踊りで表現してみると、こうなります。
さて、いよいよ12月3日には、白井剛さんが世界最高峰の現代音楽カルテット、アルディッティ弦楽四重奏団と共演するパフォーマンスコンサートが開催されます。この公演は、コラボレーションのひとつの指標といってもよい(と思う)完成度の高い作品です。超絶技巧を繰り出す身体は、エネルギッシュ。パフォーマンス度の高いカルテットたちのからだと音楽、白井さんのダンスと映像、細やかな演出は必見です。日本での最終公演を是非ともお見逃しなく!!
(E.K)