「ジャズ・ピアノ6連弾」と題したコンサート終了後の山下さんです。ホッと一息のところ、楽屋にお邪魔しました!
↑突然の携帯での撮影にも快く応じてくださった山下さん。居合わせた関係者とも気さくに一緒に写ってくださいました。
世界的なジャズピアニストの山下さん。実はこれまで自主事業での登場回数が最も多いアーティストのお一人です。振り返ると本当にいろんなことをお願いしてしまいました。
演奏中に、こんな体験は、後にも先にも、1度だけ。
さて、その体験とは・・・・。ミエ・コッカムポー(ダンス)、日比野克彦(ライトアート)とのコラボレーションでのこと。
↑2002年、愛知芸術文化センター10周年記念『ジャズとダンスとライトアート』(2階屋外フォーラム)
(撮影:南部辰雄)
最初に出演をお願いしたのは、13年も前の『日韓音楽祭』。愛知県美術館、名古屋市美術館が同時企画開催した『日韓現代美術展』やコラボレーション『空間創出』、『アジアの実験映像』など、全館的なフェスティバルとして開催した<Human Collaboration’95>のメインイベントでした。
日本の伝統音楽の邦楽、韓国のサムルノリやパンソリ、そして、両間をつなぐジャズ・ミュージシャンたちのコラボレーションは、鳥肌ものの感動でした。
そして、10年後の2005年。愛知万博会場『森の中のパレード2005』にて山下さんの本公演のためのオリジナル曲「森の中のパレード」を名電高等学校ブラスバンド部の生徒たちと演奏中。途中で即興セッションの相手をしてあげていた山下さん。
山下さんの指導で、どんどん上手になる高校生の即興演奏!(思わず顔がほころびます)
↑愛知万博会場『森の中のパレード2005』(演出・振付:近藤良平、音楽監督:仙波清彦)
第1部:森の中の音楽会
こんなこともありました。
2002年、蟹江小学校で開催した伊藤キムとのコラボレーション『跳ぶ教室』での一場面
↑世界的な名ジャズピアニストが、ピアニカを抱え、チンドンヤ風に運動場をパレード中。(撮影:南部辰雄)
↑体育館のステージ上での伊藤キムとの即興セッション(撮影:南部辰雄)
でも、実は・・・・・自主事業では山下さんのコンサートホールでの演奏は一度もなかったんです。
大ホール、小ホール、公共ホールのフォーラム、万博会場、学校と、こんなに様々な場所で演奏していただいているにも関わらず、なぜか本家本元の「コンサートホールでは一度もなかったんだ」と、コンサートホール客席に座って、はじめてそのことに気がついた・・・。(汗)
↓ここは小ホール、ユーリ・ン(ダンス)とアーチ(DJ)とのコラボレーション
↑2002年、『スイッチ・オン!』にて、デザイナーの久野周一さん製作のベスト着用中!(撮影:南部辰雄)
「また、あんな面白い企画やらないの!」、と山下さん。
燃え盛るピアノを演奏したこともある山下さんから「面白い」なんていっていただけるのは、企画者冥利に尽きます。
でも、うーん、困りました。山下さんに驚いてもらえるようなユニークな企画を考えるには、もう少々時間が必要なようです。
(E.K)