石田尚志監督の映像作品『フーガの技法』といえば、2001年に愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品として制作され、「アートフィルム・フェスティバル」などアートスペースで開催する上映会では何度も上映している人気作品です。その『フーガの技法』が、現在、愛知県美術館で開催中の「タイムスケープ」展に出品されています。
映像作品が現代美術の展覧会に出品されることは、今ではそれほど珍しくなくなっていますが、オリジナル映像作品が愛知県美術館で展示されるのはこれが初めて。浅野弥衛や真島直子の絵画といっしょに『フーガ』が上映されているのを見ると、このアニメーションが膨大なドローイングの集積から作られていることに改めて気づかされます。
展覧会は10/5(日)までなので、興味のある方はお急ぎを!!
(T.E)