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「なごやウィメンズ・クラシック」(第3回)が華やかに開催されました。

2014年03月27日
[ 音楽 ]

 「なごやウィメンズ・クラシック(Nagoya Women’s Classic)」がオアシス21で開催されています。音楽学者中村ゆかりさんプロデュースによる「名古屋を中心に活躍するプロの女性クラシック音楽家」のコンサートです。オアシス21を管理する名古屋市栄公園振興株式会社と愛知芸術文化センターとの連携企画でもあります。平成25年度は、9月、10月、3月に3回開催されました。

 第1回は9月18日(水)「パッション-美しき情熱-」と題して、10人の女性によるNWC弦楽アンサンブルと4人の女性のNWSサキソフォンカルテットの演奏で、なごやウィメンズ・クラシックの幕開けに相応しいとても華やかで祝祭的なコンサートでした。


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NWC弦楽アンサンブル


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NWSサキソフォンカルテット

 

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全員の集合写真

 


 第2回は10月29日(火)「ヒーリング-艶やかなる癒し-」と題して、朝倉ゆきさんのフルートと田中敦子さんのハープのデュオ、神谷紘実さんのマリンバ独奏でした。心に染み入るメロディで心癒されるようなコンサートでした。


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朝倉ゆきさん(左)と田中敦子さん(右)

 

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神谷紘実さん

 

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全員の集合写真

 

 そして、第3回の3月4日(火)は「ラヴ-麗しき愛-」と題して、「愛」にちなんだ楽曲が中心です。
 最初に登場したのは、福本姉妹。姉の真弓さんは愛知県立芸術大学大学院生でピアニスト、妹の真琴さんは東京芸術大学学生でチェリスト。ご両親も音楽家で、理想的な音楽一家です。「愛のあいさつ」「愛の夢」などの有名曲から「情熱大陸」まで、美しく、気品あるメロディを奏で、とても爽やかな感動を与えてくれました。 

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福本真弓(右)さんと真琴さん(左)

 

 次の登場は、寺本姉妹。姉のみなみさんはピアニスト、妹のみずほさんはヴァイオリニスト。お二人ともヨーロッパに留学された後、日本で活躍しています。曲はベートーヴェンの名曲と昔の愛の歌謡曲をつなげて編曲した「ハルイチ・ヴァン・ベートーヴェン」。すごい曲です。次々と知っているメロディが立ち現れます、優れた編曲と超絶的な技巧、情熱的な演奏に圧倒されました。
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寺本みなみさん(右)とみなとさん(左)

 

 最後が、アカペラ・グループの「ラウラ」とピアニストの金澤みなつさん。「ラウラ」は全員プロの声楽家だけあり、声量、リズム、ハーモニーとも完璧。すごい迫力です。「ラウラ」は、普段は、生の声で教会音楽などを歌っているのですが、今回はマイクを通した演奏です。楽しく華やかな曲ばかりで、とても楽しめる演奏でした。
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金澤みなつさん(左)とラウラ

 

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全員の集合写真

  まだまだ寒い中でしたので、最後まで座って聴かれたお客さんも大変でしたが、若きアーティトの熱演に寒さも吹っ飛んだのではないでしょうか。

 

 次回は4月16日(水)18時から。第1回に登場したNWC弦楽アンサンブルの演奏です。どうぞお楽しみに。

A.M