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オリジナル映像作品・大山慶監督『HAND SOAP』が、「オーバーハウゼン国際短編映画祭賞」を受賞!!

2010年05月07日

 「愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品」シリーズ第17弾、大山慶監督『HAND SOAP』(2008年)が、「オーバーハウゼン国際短編映画祭賞」を受賞しました。

HAND SOAP受賞.jpg
大山慶監督 『HAND SOAP』 (2008年)

 『HAND SOAP』は、4月29日(木)-5月4日(火)にドイツで開催された、「第56回オーバーハウゼン国際短編映画祭」のインターナショナル・コンペティション部門に出品されていましたが、映画祭の選考委員より“極めて独特なテクニックを用いて、思春期の少年の心理的・身体的経験を、印象的なイメージとして表現した”との高い評価を得、この賞を授与されました。「オーバーハウゼン国際短編映画祭賞」とは、インターナショナル・コンペティションの審査委員による審査結果を踏まえた上で、上映作品の選出を行う映画祭選考委員が、特に注目すべきであると判断した作品に対して与えてきた賞です。コンペでのグランプリには及ばないものの、国際映画祭での受賞自体、特筆すべき出来事で、喜ばしいことだと言えるでしょう。
 今回の受賞は、昨年10月31日(土)-11月29日(日)に開催された「ヨコハマ国際映像祭2009」で、コンペティションの第2位に相当する「優秀賞」に続くものです。「ヨコハマ」以後、国内・外の映画祭や特集上映会への出品が続く『HAND SOAP』ですが、次の上映は6月7日(月)-12日(土)にフランスで開催される、「アヌシー国際アニメーション映画祭2010」です。世界最大規模とも呼ばれる老舗のアニメーション映画祭で、どのような反応があるか、興味を惹かれるところですね。

 なお、『HAND SOAP』は、当センター1階のアート・ライブラリーにあるビデオ・ブースで、リクエストによりモニターでの鑑賞が可能です。世界が評価した先端的な映像作品を、気軽に楽しむことが出来ます。ぜひ、ご利用ください。

「オーバーハウゼン国際短編映画祭」公式サイト
http://www.kurzfilmtage.de/

(E.T.)