今回は、カルテットフリーセントさんによる弦楽四重奏でお楽しみいただきました
今回のコンサート、現在当センター10階の愛知県美術館で「古代ローマ帝国の遺産展 大ローマ展」が開催中ということもあって、曲目のキーワードも「イタリア」。
ヴィオラ奏者の小松さん(上の写真左側)が実際にイタリアを訪れた時の話なども交えながら、息のあった演奏をご披露くださいました。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」や「ニューシネマパラダイス」はよく知られた名曲であり、とても楽しんで聴かせていただき、最後の曲目、ヴォルフの「弦楽四重奏のためのイタリア風セレナード」は、技術的にも難しいところが多い曲とのことでしたが、その分聴き応えのある一曲で、お客様にもとても好評でした。
・曲目
弦楽四重奏曲第2番ニ長調K.155 「ミラノ四重奏曲」 / モーツァルト
映画「ニューシネマパラダイス」より / モリコーネ
オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 間奏曲 / マスカーニ
弦楽四重奏のためのイタリア風セレナード / ヴォルフ
実は、今回のコンサート、ご来場くださったお客様の中には、お気づきの方もいらっしゃったと思いますが、アーツチャレンジ2010(「アーツ・チャレンジ2010―新進アーティストの発見inあいち―」とは、愛知から全国や世界へ羽ばたくアーティストの輩出を目指して、新進アーティストを支援し活動発表の場を提供するために愛知県が開催している作品コンペ)に入選された藤永覚耶(ふじながかくや)さんの巨大な入選作品の前で開催させていただきました。
(作品保護と音響効果を兼ねて、反射板を置かざるを得なかったのが、担当個人としてはちょっと残念でしたが。)
いつもと違った雰囲気が醸し出されていて、おもしろかったですね。
次回第45回は、平成22年3月24日(水)午後0:15から30分間、「さくら木管五重奏団」さんによる木管五重奏をお届けします。会場は、いつもと同じ2階フォーラム内です。
曲目は、「さくらさくらFantasy/冨士川 健」「5つのやさしいダンス より/D.アゲイ」「組曲作品57/C.ルフェーブル」「サウンド・オブ・ミュージック メドレー/R.ロジャース」を予定。ちょうど桜も咲き出しそうな季節にどんな演奏を聴かせていただけるのでしょうか。♪
では、会場でお会いできることを楽しみに。
(k.k)