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オリジナル映像作品最新作『HAND SOAP』初公開

2008年11月28日
[ 映像 ]

 現在開催中の「第13回アートフィルム・フェスティバル」(於:12階アートスペースA)も、いよいよ終盤です。29日(土)には、愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品の最新第17弾となる、大山慶監督『HAND SOAP』が初公開されます。

 コンピューターを用いて実写映像など様々な素材をコラージュしたアニメーションという、膨大な手間の掛かる手法のため、これまでの作品数もけっして多くはない大山作品。『HAND SOAP』は、2006年のオムニバス映画『TOKYO LOOP』の一編『ゆきちゃん』以来の新作となります。
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 ↑大山慶監督 『HAND SOAP』(2008年)

 なお「アートフィルム・フェスティバル」は29日が最終日ですが、翌日の30日(日)には、アーティスト・トーク第6回「gozoCinèをめぐって」が、引き続き同会場で行われます。詩人・吉増剛造が2006年より始めている、映像を使った新しい仕事「gozoCinè」を、まとまって公開する初めての試みです。上映終了後には、詩人、批評家の與謝野文子、批評家の八角聡仁を交えたシンポジウムも行われます。

 新しいアートの動向に触れる貴重な機会を、お見逃しなく!

(T.E)