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韓国アニメーション・ポスター展、アートプラザにて開催中!

2012年05月02日
[ 映像 ]

5月12日(土)、13日(日)に開催する「花開くコリア・アニメーション」に合わせ、地下2階アートプラザでは、4月27日(金)より、「韓国アニメーション・ポスター展」を開催しています。

韓国アニメポスター.jpg「花開くコリア・アニメーション」は、韓国で9月に開催されている、自主制作アニメーションを対象とした映画祭「インディ・アニフェスト」で上映された作品の中から、優れたものをセレクトして、プログラムを構成しています。
ここでは、2007年から2011年までの歴代「インディ・アニフェスト」ポスター5枚を、一度にご覧になることが出来ます。
昨年開催された「2011」のポスターは、「インディ・アニフェスト」が通算7回目となったことを受けて、数字の7がモチーフになっていることが判ります。私たちが目にしていた、「花開くコリア・アニメーション2012」のチラシは、「インディ・アニフェスト2011」のメイン・ヴィジュアルに、さらにキャラクターを描き加えて、ジャクソン・ポロックにも似たオールオーヴァー風に展開したものであることが判ります。


また、長編作品のポスターも併せて紹介しています。韓国でロングラン上映を記録した『Green Days -大切な日の夢-』(2011年、監督 アン・ジェフン、ハン・ヘジン)は、「釜山国際映画祭」用に作成されたバージョンと、英語題が『Dinosaur & Me』となっている異なるバージョンの二種類を展示しています。
また「釜山国際映画祭」受賞作で、「カンヌ国際映画祭」監督週間にも招待された『豚の王』(2011年、監督:ヨン・サンホ)のポストカードも展示中です。
『豚の王』のポスターは、韓国インディペンデント・アニメーション協会(KIAFA)の提供により、4月末に当センターに到着したところです。
連休明けには、同時に到着した「花開くコリア・アニメーション2012」出品作『家』(2010年、監督:パク・ソミン、パク・ウニョン、パン・ジュヨン、イ・ジェホ、イ・ヒョンジン)ポスターとともに、お披露目したいと思っています。お楽しみに!
なお、『家』は、ミニチュア・セットを制作し、それを写真に撮って背景に使用したという、ユニークな手法の作品です。これにちなんで、韓国観光協会から伝統的な家屋の模型をお借りして、展示しています。


5月12日(土)、13日(日)には、映像作家のカン・ミンジさん、KIAFA事務局長のチェ・ユジンさんが来日され、トークショーが開かれますが、日本の愛好家や作家の方々のと親交が深まることを願っています。
その前に、ハングルが踊るポスターを見て、韓国アニメーションの空気に触れておくのも良いでしょう。
ご来場をお待ちしております。

(T.E)