ジャズと伝統音楽―ジャンルを越え、国を越えて出会い、ともに創る。
■7月29日(土)17:OO〜21:O0
30日(日)16:O0〜20:OO
■愛知県芸術劇場大ホール
■入場料/(前売り)S-4,000円 A-3,500円
(当 日)S-4,500円 A-4,OOO円
※このチケットで「環流−日韓現代美術展」
(愛知県美術館、名古屋市美術館)もご覧いただけます。
第1部――プロローグ
日本の祭り囃子と韓国のサムルノリ。日韓両国の打楽器の競演による、躍動感に溢れたオープニング。
■出演者
韓国/サムルノリ(ケンガリ、チャンゴ、プク、チン).
日本/林英哲、木津茂理、佐藤一憲、田中顕、植村昌弘、竹井誠
第2部――韓国の伝統音楽
「正楽」、「シナウィ」、「散調」を中心に、「ソリ」や「舞踊」を織りまぜた、魅力溢れる韓国の伝統音楽。
■ 出演者
安聖雨(アン・ソンウ)、李太白(イー・テベク)、鄭会■(チョン・フェワン)、徐永浩(ソ・ヨンホ)、姜垠一(カン・ウニル)、金星娥(キム・ソンア)、金裁栄(キム・ジェヨン)、徐永勲(ソ・ヨンフン)、文京雅(ムン・キョンア)、李廷珠(イー・ジョンジュ)、元完哲(ウォン・ワンチョル)、金京淑(キム・ギョンスク)、金廷a(キム・ジョンミン)、金利恵(キム・リヘ)、金旻政(キム・ミンジョン)
第3部――邦楽“勧進帳”
演奏会長唄の名曲“勧進帳”。日本の邦楽界を代表する重鎮たちが届ける。
■ 出演者
唄/杵屋喜三郎、杵屋六昶、杵屋吉之亟、杵屋六七郎、杵屋直吉(30日のみ)、杵屋六昶a(29日のみ)
三味線/杵屋五三郎、杵屋彌四郎、杵屋五吉郎、杵屋五英治
上調子/杵屋五三寿郎
小鼓/仙波宏祐
笛/中川善雄
小鼓/仙波清彦(30日のみ)、仙波大明、仙波和典、仙波顕(29日のみ)
大鼓/住田長十郎
かげ囃子/望月太八次郎、仙波宏香、仙波昌弘
第4部――出会いの祭り
「サムルノリ」と「祭り囃子」をベースに、日本を代表するジャズミュージシャンが加わるコラボレーション。「祭り」のエネルギーが爆発するクライマックス。
■ 出演者
韓国/サムルノリ、李太白、金裁栄、金利恵、金廷a
日本/渡辺香津美、梅津和時、木津茂理、木津かおり、佐藤一憲、植村昌弘、田中顕、木下伸市、竹井誠、仙波清彦(30日のみ)
ゲスト/林英哲、山下洋輔
【連続講座】邦楽再発見
■アートスペースA
■参加無料(要申込)
第1回――アジアのなかの邦楽
■会期/7月8日(土)18:OO〜20:OO
■講師/小島美子(国立歴史民俗博物館名誉教授)
連続講座の初回として、「日韓音楽祭」での韓国の音楽との対比も念頭におきながら、アジアの民族音楽のなかでの日本の音楽の特徴や位置づけを知ります。
第2回――邦楽の楽しみ
■会期/7月9日(日)18:OO〜20:OO
■講師/竹内道敬(国立音楽大学教授)
石森智子(今藤政智)(三味線実演)
邦楽の音楽構造や用いられる楽器の特徴など、邦楽の基礎知識とともに、その楽しみ方を学びます。とりわけ、「日韓音楽祭」で演奏される長唄“勧進帳”について、よく知られた物語の筋を追いながら、聴きどころを押さえます。
第3回――現代の音楽としての邦楽
■会期/8月6日(日)13:30〜15:30
■講師/山川直治(国立劇場芸能部演出室専門員)
連続講座の最終として、現代の新しい邦楽の試みを紹介します。近代の新しい邦楽の試みから、新曲の委嘱公演も積極的に行ってきた国立劇場の試みなどを資料を交えながら紹介し、邦楽界での果敢な取り組みについて楽しみながら学びます。
写真撮影/南部辰雄
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