愛知芸術文化センター1階 ART LIBRARY
おすすめの1冊!

『岡本太郎』
平凡社、1979年

この本は岡本太郎が68歳の時に出した作品集です。絵画や彫刻以外の作品、つまりパブリックアートや生活デザインなども幅広く紹介しており、その点では当館で開催する回顧展とも共通しています。特に嬉しいのは、陶板壁画の写真が多数掲載されていること。建物の取り壊しなどで今は見られない作品の貴重なドキュメントは、大衆に直接訴えかけようとした岡本太郎の芸術を考える上では欠かせません。展覧会と合わせて是非アートライブラリーでご覧ください。(愛知県美術館 主任学芸員 石崎尚)

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愛知芸術文化センター30周年をきっかけに制作したオリジナルグッズの続報です。アーティストの鷲尾友公さんが描いたセンターの建物に座った人のイラストをピンバッジに仕立てました。同じイラストのランチトートバッグと組み合わせてみるのもおしゃれかも。

愛知芸術文化センターピンバッジ 770円
アートショップ(地下2階)・ミュージアムショップ(10階)にて販売中

NEWS

全国から集まった91作品の戯曲から大賞を選出!
「第22回AAF戯曲賞」公開最終審査会を実施

「上演を前提とした戯曲賞」として2000年から始まった本戯曲賞。一次、二次の審査を終え、最終審査会が1月28日(土)に行われる。審査員は岩渕貞太(ダンサー・振付家)、鈴木みのり(作家・ライター)、立山ひろみ(演出家、「ニグリノーダ」主宰)、鳴海康平(「第七劇場」代表)、羊屋白玉(演出家・劇作家・俳優・「指輪ホテル」芸術監督)の5名。次世代のために選ばれる戯曲はどの作品か!?ノミネートされた戯曲もチェック。

第21回AAF戯曲賞公開最終審査会の様子

「第22回AAF戯曲賞」公開最終審査会
開催/2023年1月28日(土)
場所/愛知芸術文化センターアートスペースE・F
料金/無料
ノミネートされた戯曲・詳しくはこちら

勅使川原三郎芸術監督が
「令和4年度文化功労者」に選出

愛知県芸術劇場の勅使川原三郎芸術監督が、令和4年度の文化功労者として顕彰された。バレエを学んだのち、自身のダンスカンパニーKARASを設立した勅使川原監督は、振付家、ダンサーとして数多くの作品を手がけ、オペラの演出にも意欲的に取り組み、パリ・オペラ座バレエ団をはじめとする数々の名門カンパニーにも招かれるなど、世界的に活躍し、振付を行ってきた。

© Akihito Abe

comment

選ばれたことはとてもありがたいこと、身の引き締まる思いです。これまで関わってくれた仲間、支援、激励してくださった方々、教えをくださった方々に感謝したいと思います。困難や見果てぬもの、知らないことがあることによって、私は大いに力を与えられてきました。この機会は自分にとって新たな興味を抱かせるきっかけになると、そう捉えることができます。「これからももっとやれ」と言われているような気がしています。

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