世界を魅了する2つの才能が
N響で出会う

クラシック音楽界に数々の伝説を残している、国内屈指のオーケストラ“N響”。
今回は今最も勢いのあるチェコの指揮者と、ポーランドのベテランピアニストを客演に迎える。
東欧にルーツを持つ音楽家の名演奏に乞うご期待。

若手指揮者と孤高のピアニストが
東欧作品と名作交響曲を紡ぐ

毎年恒例行事の一つ、日本を代表するNHK交響楽団の定期演奏会。世界的な指揮者や演奏者を招聘することで多くの聴衆に愛されており、チケット完売が相次いでいる。今回指揮台に立つのは、欧米で躍進を続け、急速に世界各地でその評価を高めているヤクブ・フルシャ。共演者には、独創的かつ詩的感覚にあふれるピアニスト、ピョートル・アンデルシェフスキが登場する。人気の曲目だけでなく、普段はなかなか聴けないシマノフスキの交響曲を織り交ぜた、聴き応えたっぷりの構成。完全なる美を求める天才肌のアンデルシェフスキの独奏にも心酔したい。

Conductor
ヤクブ・フルシャ Jakub Hrůša

バンベルク交響楽団首席指揮者、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団首席客演指揮者。2025年シーズンより、英国ロイヤル・オペラの音楽監督に就任予定。11年、グラモフォン誌で巨匠となる可能性の高い10人の若手指揮者の一人に挙げられる。20年BBCミュージック・マガジン・アワード、21年グラモフォン・アワードなど数々の賞を受賞し、名だたるオーケストラからも引っ張りだこの存在感を放つ。国際マルティヌー協会会長。

Piano
ピョートル・アンデルシェフスキ* Piort Anderzsewski

現代を代表する傑出した音楽家の一人であり、欧米の主要コンサートホールから繰り返しリサイタルに招かれるほか、各国を代表する楽団と共演。ギルモア・アーティスト賞、シマノフスキ賞、ロイヤル・フィルハーモニック協会器楽賞など受賞多数。2000年よりワーナー・クラシックスと専属契約。数々の録音は国際的評価を得ている。16年には自ら監督・撮影を務めた映像作品“私の名はワルシャワ”を制作し、独自の活動を展開中。

愛知県芸術劇場制作 上林元子

1997年に当劇場で始まった“N響定演”ファン必聴のシリーズ。東京のサントリーホールで披露されるクオリティの素晴らしい演奏をそのまま、愛知でも体感できる貴重な機会です。

2023年2月19日(日)開催
NHK交響楽団定期演奏会(愛知県芸術劇場シリーズ)
場所/愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知芸術文化センター4階)
時間/15:00〜(公演時間は約2時間、休憩あり)
料金/S席10,000円、A席8,000円、B席6,500円、
C席5,000円、【U25】2,500円、プレミアムシート13,000円
チケット/12月16日(金)より販売
※【U25】は公演日に25歳以下対象(要証明書)。
※未就学のお子さまは入場できません。託児サービスあり(有料・要予約)。

詳しくはこちら

■視覚に障がいがあるお客さまへ
当日会場に点訳プログラムをご用意しております。事前にプログラムのデータをEメールでお送りできます。

■聴覚に障がいがあるお客さまへ
聴覚支援システムとして「ヒアリングループ(磁気ループ)」が客席の一部で作動します(要予約)。




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