いま観てほしい作品を多様なジャンルから選出!
新たな芸術表現に出合える“ミニセレ”
DaBYアソシエイトコレオグラファー鈴木竜が
現代社会への問いをダンスで表現する
ダンスを通して社会を見つめ直す作品群
2020年に設立されたプロフェッショナルなダンス環境の整備とクリエイター育成を行なう「Dance Base Yokohama(DaBY)」と連携して開催するダンスシリーズの第1弾。演目は新作・世界初演の3作品で、自身のダンスの向き合い方とアイデンティティーをテーマにした鈴木竜のソロ『never thought it would』、「NDT(ネザーランド・ダンス・シアター)」で研鑽を積んだ飯田利奈子と、元バットシェバ舞踊団アンサンブルの柿崎麻莉子、日本初の公共劇場専属舞踊団新潟市りゅーとぴあ「Noism1」に所属した経歴をもつ中川賢を加えた『DIRTY DEEDS DONE DIRT CHEAP』、ダンスハウス黄金4422と連携し、東海圏在住のダンサーが踊る『Proxy』。社会における身体性をアートに落とし込んだ、観客の感性を強く揺さぶる作品だ。
鈴木竜 Ryu Suzuki
横浜に生まれ、英国ランベール・スクールで学ぶ。振付家として横浜ダンスコレクション2017コンペティションⅠで「若手振付家のためのフランス大使館賞」など、史上初のトリプル受賞をするなど大きな注目を集めており、作品は国内外で多数上演されている。2020年にDance Base Yokohama(DaBY)で最初のアソシエイトコレオグラファーに就任。
2021年12月3日(金)~5日(日)開催
DaBYアソシエイトコレオグラファー
鈴木竜 トリプルビル
場所/愛知県芸術劇場小ホール(愛知芸術文化センター地下1階)
時間/3日(金)は19:00~、4日(土)・5日(日)は14:00~
料金/一般3,000円、【U25】1,000円
※【U25】は公演日に25歳以下対象(要証明書)。
※3歳以下のお子さまは入場できません。4日(土)のみ託児サービスあり(有料・要予約)。
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神奈川公演あり 2021年12月10日(金)・12日(日)開催
場所/KAAT神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉
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主催/公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、愛知県芸術劇場、Dance Base Yokohama
本企画は『文化庁 大規模かつ質の高い文化芸術活動を核としたアートキャラバン事業
「JAPAN LIVE YELL project」』によるものです。
平原慎太郎主宰のダンスカンパニーOrganWorks。
新作のテーマは「コロス」。
集団と個人、意識と無意識の境を探る。
ダンスでありながらテキストがあり、
俳優も出演するコンテンポラリーダンス作品
平原慎太郎が率いるOrganWorksは、「ヒトのなかに眠る <表現の可能性>を探る」というテーマを以って、ダンスで「“ヒト”とはなにか」をこれまで描いてきた。今回の新作は「コロス」がテーマ。古代ギリシャ劇における合唱隊として現れた「コロス」は、時代とともに役割を変えてゆき、現代にまで至る。その変遷は、何を意味するのか。本作では「コロス」の持つ集団性、匿名性、無意識との関係に注目している。テキスト・ドラマターグには劇団イキウメを主宰する劇作家・演出家の前川知大、ゲストダンサーには川合ロン、俳優には薬丸翔、佐藤真弓(猫のホテル)を迎えて、新しい視座から成る作品をお贈りする。上演に向けて平原は「劇作家・前川知大の思考の切り口を借りてダンスに表出させたい」、前川は「演劇で描いてきた“意識と無意識”の関係を、ダンス作品の中で考えてみたい」と語っている。お互いのフィールドを越境していく舞台をお見逃しなく。
平原慎太郎 Shintaro Hirahara
1981年、北海道生まれ。ダンスカンパニー「OrganWorks」主宰。クラシックバレエ、ヒップホップのキャリアを経てコンテンポラリーダンスの専門家として、ダンサー、振付家、ステージコンポーザー、ダンス講師として活動。雑誌「BRUTUS」の特集『つぎのひと。~明日を変える人物カタログ~』(2015年)のパフォーミングアーツ部門で選出される。20年よりDaBYレジデンスコレオグラファー。
2022年2月4日(金)~6日(日)開催
OrganWorks ひび割れの鼓動 /hidden world code
場所/愛知県芸術劇場小ホール(愛知芸術文化センター地下1階)
時間/4日(金)は19:00~、5日(土)は17:00~、6日(日)は15:00~(上演時間は各約1時間20分)
料金/一般4,000円 ほか
※【U25】は公演日に25歳以下対象(要証明書)。
※未就学のお子さまは入場できません。6日(日)のみ託児サービスあり(有料・要予約)。
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音の新たな表現にチャレンジする
実験的なライブ・パフォーマンス
2組のゲストを迎えて贈る
サウンドパフォーマンスの原点
2006年から14年にかけて行なった「AACサウンドパフォーマンス道場」を前身に、今回6回目の開催となる「サウンドパフォーマンス・ プラットフォーム」。毎年変わるテーマを元に、音が重要となるパフォーマンスを全国から募集し、ゲストを迎えてさまざまな音の表現を行なう。今回のテーマは「音と動きを開放する」。音とパフォーマンスが“どのように自由に”関係を持って一つの表現となるのか、サウンドパフォーマンスの原点に立ち戻って問い直した、個性豊かなパフォーマンスに出合える公演だ。今回のゲストアーティストの作品は、伏木啓+ Collaborative Artistsによる「The Other Side - Feb. 2022」と、ASUNAによる「Chocolate, Candy, Drops」。いずれも人間の身体と奏でる音が組み合わさって表現されるパフォーマンスに注目を。
伏木啓 Kei Fushiki
演出家、映像作家。時間意識における線形性と非線形性の重なりを主題として、身体と映像・音響などのメディアを複合的に扱ったパフォーマンス・舞台作品や、映像インスタレーションを制作。
ASUNA アスナ
語源から省みる事物の概念とその再考察を主題として制作した美術作品「Each Organ」(2002年)でデビュー。同時に音の物理現象に関する音楽作品の制作やパフォーマンスを行ない、これまで海外25カ国以上で演奏・展示、CDやレコードなどをリリース。
2022年2月27日(日)開催
サウンドパフォーマンス・ プラットフォーム2022
場所/愛知県芸術劇場小ホール(愛知芸術文化センター地下1階)
時間/15:00~
料金(当日券のみ)/一般2,500円、【U25】1,000円、高校生以下無料(要予約)
※【U25】は公演日に25歳以下対象(要証明書)。
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関連事業
各公演最終日の翌日20:00~Zoomを使った感想共有会「ミニセレ2021オンラインミーティング」を開催します。終演後のロビーのような感覚で気軽にご参加ください。
※予約不要、ビデオon/off、音声on/off自由。ZoomのID・パスコードは、公演の当日パンフレットに記載いたします。
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