クリスマスはオルガンだ!2018より (C)Kosaku Nakagawa

パイプオルガンの荘厳で華やかな
音色に包まれるクリスマスコンサート

いつもとは少し違った優雅な時間を過ごせると毎年人気を集めるクリスマスコンサート。今年はヴァイオリンとのハーモニーを楽しめる、ロマンティックなプログラムに注目。

クリスマスムードを楽しむ
パイプオルガンコンサート

 昨年は早々にチケットが売り切れたため急遽公演を追加して開催した、年々人気が高まる「クリスマスはオルガンだ!」。今年はロマンティックで華やかなプログラムをヴァイオリンとの協奏で贈る。色彩感のある音色が特長のフランス系を得意としているオルガニストとヴァイオリニストの共演のため、クリスマスムードにどっぷり浸れること間違いなし。坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」をはじめ、バッハやショパンなど、耳馴染みのある曲が多いので、コンサートに慣れていない方でも気負いなく過ごせるはず。演奏風景をスクリーンに投影する演出もお楽しみに。

オルガン
梅干野安未 Ami Hoyano

東京藝術大学オルガン科及び同大学院修了。パリ国立高等音楽院のオルガン科学士及び修士課程を修了すると共に、エクリチュール(作曲書法)科でも和声とルネサンス対位法のプリを獲得。その後ブリュッセル王立音楽院で更なる研鑽を積む。近年では国際オルガンコンクールの審査員に招かれるなど、教育活動にも積極的に取り組む。現在東京藝術大学教育研究助手、明治学院非常勤オルガニスト、アトリエ・バロック・オルガン教室講師。

ヴァイオリン
正戸里佳 Rika Masato

10歳のとき欧州でコンチェルトデビュー。17歳でパガニーニ国際コンクール第3位。桐朋学園女子高等学校を首席卒業後、同大学ソリスト・ディプロマ特待生を経て渡仏。パリ国立高等音楽院修士課程を首席卒業後、最高課程を修了、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学修士課程を修了し、パリを拠点に国際的に活動中。

Program

●J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ハ長調 BWV545
「目覚めよと呼ぶ声あり」BWV645
●近藤岳:ロンドンデリーの歌*
●坂本龍一/梅干野安未編:戦場のメリークリスマス
●ラフマニノフ:ヴォカリーズ op.34/14、ハンガリー舞曲*
●L.J.A.ルフェビュール=ヴェリー:演奏会用ボレロ op.166
●フォーレ:夢のあとに*
●ダカン:ノエル 第10番 グラン・ジュとデュオ
●ショパン/イザイ編:ワルツ 14番*
●デュプレ:前奏曲とフーガ ロ長調 op.7-1
*ヴァイオリン共演曲

愛知県芸術劇場 プロデューサー 水野 学

フランス系が得意な2人によるロマンティックな音色をお楽しみいただけるカジュアルなコンサートです。前回はチケット販売から1週間で完売となり、急遽追加公演を設定した人気の公演なので、ぜひ、お早めにチェックを。

2021年12月22日(水)開催
クリスマスはオルガンだ!2021~ロマンティック メロディ~
場所/愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知芸術文化センター4階)
時間/14:00~、19:00~(公演時間は各約1時間40分)
料金/一般2,000円、【U25】1,000円
※【U25】は公演日に25歳以下対象(要証明書)。
※未就学のお子さまは入場できません。14:00の回のみ託児サービスあり(有料・要予約)。
詳しくはこちら

■視覚に障がいがあるお客さまへ
当日会場に点訳プログラムをご用意します。
事前にプログラムデータをEメールでお送りできます。

■聴覚に障がいがあるお客さまへ
聴覚支援システムとして「ヒアリングループ(磁気ループ)」が客席の一部で作動します。

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