日本を代表する3名の女性ダンサーが
原点と再構築でダンスの系譜学を魅せる!
偉大な振付家たちの理念を継承する3名の女性ダンサーが、それぞれ培ってきたメソッドや影響を受けたアーティストとの関係を紐解く“ダンスの系譜学”。新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、昨年より延期していたプログラムが、感動や喜びなどのライブの醍醐味に触れていただく「JAPAN LIVE YELL project @AICHI」として登場。
ダンスの過去を知ることで
ダンスの未来が見える―!?
クラシックバレエを拡張したウィリアム・フォーサイス設立「ザ・フォーサイス・カンパニー」初の日本人ダンサーである安藤洋子、1997年新国立劇場バレエ団設立時のプリンシパルとして活躍した酒井はな、バレエとモダンダンスとの融合を目指したイリ・キリアン率いる「ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)」で活躍した中村恩恵の日本を代表する女性ダンサー3名のダンスを一度に観られる贅沢な公演が、1年の延期を経ていよいよ公開となる。
安藤はフォーサイス振付『Study #3』よりデュオを、同カンパニーに所属していた島地保武と踊り、オーディションで選出した若手ダンサーとともに自身の振付による新作を披露。酒井は、ミハイル・フォーキン原型を自身で改訂した『瀕死の白鳥』と、演劇作家・小説家・チェルフィッチュ主宰の岡田利規による演出・振付『瀕死の白鳥その死の真相』を踊る。そして中村は、キリアンが中村のために振付をした『BLACK BIRD』よりソロと、自身が振付した『BLACK ROOM』を踊るというプログラムだ。
3名のダンサーがそれぞれ振付の原点と再構築のダンスを踊ることで、巨匠振付家の理念・精神を継承し、触発されながら今日のダンスが生まれている様子を伝える世界初となる公演。延期期間の考察と7~9月の「横浜トライアウト公演」を経て磨かれたダンスに注目を。
愛知県芸術劇場 プロデューサー 唐津絵理
2019年に企画がはじまり、昨年5月に公演するはずが延期に。しかし、この1年間を経験したことで、作品1つひとつをそれぞれがさらに創り込むことができました。世界的に活躍する3名の日本を代表する女性ダンサーたちが一堂に会し繰り広げる、過去に類のない豪華な公演にご期待ください。
2021年10月1日(金)~3日(日)開催
TRIAD DANCE PROJECT『ダンスの系譜学』
場所/愛知県芸術劇場小ホール(愛知芸術文化センター地下1階)
時間/1日(金)は19:00~、2日(土)・3日(日)は15:00~
料金/一般5,000円、【U25】3,000円
※【U25】は公演日に25歳以下対象(要証明書)。
※3歳以下のお子さまは入場できません。2日(土)のみ託児サービスあり(有料・要予約)。
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[関連事業]
2021年9月25日(土)・26日(日)開催 安藤洋子出演 横浜トライアウト公演
場所:Dance Base Yokohama
主催:Dance Base Yokohama
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主催/公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、愛知県芸術劇場、Dance Base Yokohama
本企画は『文化庁 大規模かつ質の高い文化芸術活動を核としたアートキャラバン事業「JAPAN LIVE YELL project」』によるものです。