NHK交響楽団©Kosaku Nakagawa
聴き馴染みのある名曲の数々を
一流の演奏で楽しむコンサート
1997年に始まった“N響”ファン必聴の定期演奏会。今回は2020年1月に来日公演を行なった指揮者ファビオ・ルイージと、国際的に活躍するヴァイオリニスト、フランチェスカ・デゴによる共演だ。2人の輝かしい才能が生む世界が認めるサウンドを心ゆくまで堪能して。
世界で活躍する2人による
必聴の名演は、ぜひ劇場で
毎年1~3月にかけて開催する当劇場のNHK交響楽団定期演奏会を今年は少し早めてお届け。
今回の指揮者は、2020年に当劇場に登場した欧米を中心に世界的に活躍するファビオ・ルイージ。古典から現代まで幅広いレパートリーを持ち、“N響”とは01年の初登場以来7回の共演を重ね、22年9月にはN響首席指揮者に就任予定。世界を魅了し続ける指揮者の1人だ。
一方の共演者には、フィルハーモニア管弦楽団やハレ管弦楽団をはじめとする名門オーケストラと共演し、近年では音楽解説やコラムなどの執筆活動も本格化させているヴァイオリニスト、フランチェスカ・デゴが登場する。
ヴァイオリンの技巧が素晴らしいパガニーニ「ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品6」や、愛知で人気の高いチャイコフスキー「交響曲 第5番 ホ短調 作品64」など、聴き応えたっぷりの曲目に期待が高まる。
指揮 ファビオ・ルイージ Fabio Luisi
イタリア・ジェノヴァ出身。ダラス交響楽団音楽監督、チューリッヒ歌劇場音楽総監督(2020-21シーズンにて退任予定)、デンマーク国立交響楽団(DNSO)首席指揮者。2022年9月よりNHK交響楽団首席指揮者に就任予定。
©Monika Rittershaus
ヴァイオリン:フランチェスカ・デゴ Francesca Dego
イタリア・レッコ出身。2008年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで入賞し、最年少でエンリコ・コスタ博士記念賞を受賞。イタリア人女性初の受賞者として注目を集めた。日本では東京都交響楽団、東京交響楽団などと共演。
©Davide Cerati
愛知県芸術劇場 プロデューサー 水野 学
世界中の楽団で首席指揮者や芸術監督を務めてきたファビオの再来名に注目です。昨年は来場を見合わせたという方も、今年はぜひ、感染拡大防止対策を行なう劇場でお聴きください。人気の曲目なので“N響”が初めてという方でも楽しんでいただけると思います。
2021年11月28日(日)開催
NHK交響楽団定期演奏会(愛知県芸術劇場シリーズ)
場所/愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知芸術文化センター4階)
時間/15:00~(公演時間は約1時間40分)
曲目/パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品6
チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品64
※未就学のお子さまは入場できません。託児サービスあり(有料・要予約)。
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新型コロナウイルス感染症による渡航制限のため、来日を調整しております。詳細が決まり次第ウェブサイト等にてお知らせいたします(10月上旬予定)。