愛知芸術文化センター1階 ART LIBRARY
おすすめの1冊！

シャンドールピアノ教本
ジョルジ・シャンドール 春秋社、2005年

趣味でピアノを弾くとき、よく弾き方に迷うことがあります。このため、演奏の際の身体の使い方を学び、改善できればと思っていました。G.シャンドール著の本作では、演奏における身体のメカニズム、ピアノの特性や弾くときの基本動作などが図や写真を用いて解説されています。また、心理的な側面も演奏に大きく関わることも記述されており、改めてピアノの弾き方について考えることができました。ぜひライブラリーで手にとってみてください。（アートライブラリ－スタッフ　渡邊可奈子）

NEWS

愛知県芸術劇場ラインナップ2024 発表

2024年4月から25年3月にかけて開催する自主事業を発表しました。ホールを一日無料開放して舞台や客席、バックヤードなどを見学いただける大ホール&小ホールのオープンハウスから24年度はスタート。ご家族で楽しめるパフォーマンスの夏の県内ツアーや、ヴェルサイユ宮殿のオルガニストのフランソワ・エスピナスによるコンサート、愛知出身の国際的パーカッショニスト加藤訓子によるライブ演奏など、よりどりみどりです。ぜひ来年度も劇場に足をお運びください。

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24年度も「劇場と子ども7万人プロジェクト」で
小・中・高校生を自主事業に無料招待

地域の将来を担う子どもたちを劇場に招待し、質の高い舞台芸術に触れてもらう「劇場と子ども7万人プロジェクト」に当劇場は取り組んでいます。24年度も県内の児童・生徒を学校単位で招待する公演を開催。カナダのトリックアート画家による絵本をもとにしたオリジナルのパイプオルガンのプログラムをお届けします。そのほか、一般の方がご来場される公演の一部でも小・中・高校生への招待を実施。詳細は今後、当劇場ウェブサイトにて発表。

愛知発、未来のオルガニストの演奏に注目

愛知県芸術劇場では劇場オルガニストによる指導のもと、将来オルガニストを目指す人を育成する「オルガニスト養成事業」に取り組み、この地域からオルガニストが誕生することを目指しています。今回開催する修了試演会では、オルガンの練習に取り組んできた受講生の成果をお聴きいただけます。未来のオルガニストの演奏をいち早くお楽しみください。

愛知県芸術劇場オルガニスト　都築由理江
指導講師より修了試演会に寄せて

2018年秋のコンサートホール・リニューアルオープン以降、同じくして始まった愛知県芸術劇場オルガニスト養成事業も早6年目を迎えようとしています。毎度の修了試演会では受講生のレパートリーの幅が着実に広がり、国内最大規模を誇るパイプオルガンの音色をよりご堪能いただける内容となってきました。24年1〜3月のコンサートホール休館を前に、「未来のオルガニスト」の演奏をどうぞお楽しみください。