聖なる奇跡が広がる
クリスマスコンサート

クリスマスシーズン恒例のオルガン公演は、今年で20回目。
毎回異なる楽器のアンサンブルやスクリーン投影など、趣向を凝らした演出で特別な日を彩る。
国内屈指のパイプオルガンならではの荘厳な響きにのせて、季節限定の幸せをお届け。

幻想的な音楽と光に包まれて

コンサート入門編から上級者向けまで、年間を通してさまざまな顔を持つ当劇場のオルガン公演。中でも、会場全体が年に一度だけのロマンティックなムードを盛り上げる「クリスマスはオルガンだ!」シリーズは幅広い世代から愛され、リピーターも集う。近年は声楽やヴァイオリン、ハープと、個性あふれる楽器と共演。今年は約9年ぶりにオーボエが登場するという久しぶりの木管楽器に期待が高まる。ともに楽器の歴史は長く、オルガンの多彩な音色にオーボエの音色の掛け合わせという相性は抜群だ。

祝福の花・ポインセチアやクリスマスリースなど、ロビーでは装飾がお出迎え。

息ぴったりの親交ある二人の演奏

当劇場に3度目の登場となるオルガニスト新山恵理とデュオを組むのは、東京フィルハーモニー交響楽団のオーボエ奏者・杉本真木。NHK-FM「ベストオブクラシック」をはじめ、共演経験が豊富な旧知の仲である実力派二人の表現力豊かな演奏、そして曲間のトークにも注目だ。聴き馴染みのあるクリスマスメロディと本格的なレパートリーを織り交ぜたプログラムは、どなたでも満喫できること間違いなし。過去の公演では「温かい雰囲気で素敵な思い出になった」「いわゆるクリスマスの名曲だけでなく、オルガン音楽の魅力を感じられるプログラム」などの声が寄せられた。大切な人を誘って、自分へのご褒美に。クリスマスの喜びと高揚感があふれるコンサートホールで、音楽家と聴衆が一体となる夢のようなひとときを。

Organ
新山恵理 Eri Niiyama

東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業、同大学院修士課程修了。仏・リール国立地方音楽院を首席で卒業、各国際アカデミーにおいて研鑽を積む。ソロ演奏、オーケストラとの共演、合唱団やアンサンブルとの活動を続ける一方で、2023年3月まで東京芸術劇場副オルガニストを30年務める。アクトシティ浜松副オルガニスト。

Oboe
杉本真木 Maki Sugimoto

齋藤勇二、故丸山盛三の両氏に師事。1997年東京フィルハーモニー交響楽団に入団。東フィルでの活動の傍ら、ヴァイオリニスト・奥村愛らと弦楽四重奏曲+オーボエのユニットを結成し、定期的に演奏している。吹奏楽やオーボエのコンクール審査員を務め、国内外のオーケストラの首席客演など年間100以上のコンサートを行う。

PROGRAM

バッハ    オルガン小曲集 より
マルチェッロ オーボエ協奏曲 ニ短調★
ピアソラ   タンティ・アンニ・プリマ(アヴェ・マリア)★ ほか
★オーボエ共演曲

愛知県芸術劇場制作 高木悠子

例年ご好評をいただいている大型スクリーンに、パイプオルガンの生演奏を映し出します。普段は間近で見られない手元や足元の動きを楽しめ、聴き応えも見応えも抜群です。

2023年12月15日(金)・16日(土)開催
クリスマスはオルガンだ!2023
〜天使の調べ オーボエとともに〜
場所/愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知芸術文化センター4階)
時間/15日(金)19:00〜、16日(土)15:00〜(公演時間は各約1時間40分、休憩あり)
料金/一般2,000円、【U25】1,000円
チケット/9月22日(金)より販売
※【U25】は公演日に25歳以下対象(要証明書)。
※未就学のお子さまは入場できません。16日(土)のみ託児サービスあり(有料・要予約)。

詳しくはこちら

「劇場と子ども7万人プロジェクト」(小・中・高校生招待)対象公演。
詳細は公演ページをご覧ください。

■視覚に障がいがあるお客さまへ
事前にパンフレットのデータをEメールでお送りできます。



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