鮮やかな音色が舞い上がる、
クラシックの極上体験を

芸術の秋が始まる9月、世界を舞台に活躍するアーティストたちが当劇場に集結。
音楽ファンはもちろん、一度は生で聴いてみたい方も。
音響に優れたクラシック音楽に最適なコンサートホールで本物の演奏を満喫してはいかが。

© Kosaku Nakagawa

NHK交響楽団定期演奏会(愛知県芸術劇場シリーズ)

アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団を率い、
古楽界をリードしてきたマエストロと現代オーケストラの最高峰“N響”が再びコラボレーション。
首席フルート奏者をソロに迎え、オール・モーツァルトプログラムを披露する。

現代を生きる古楽界の巨匠が
モーツァルト演奏の集大成に挑む

世界一流の指揮者や話題のソリストを次々と招聘してきたNHK交響楽団の定期演奏会。東京のサントリーホールで贈るクオリティの高いプログラムを愛知でも体感できるとあって、10〜80代の幅広い年齢層から根強い支持を受けている。本公演の指揮者は、古楽とモダン・オーケストラの両分野で精力的に活動を続けるトン・コープマン。モーツァルトの最後の三大交響曲と呼ばれる傑作群のうち、前回までの第40番と第41番に続き、今回は第39番が選ばれた。モーツァルトの作品に長年取り組んできたコープマンが、若くして成熟した作曲家の透明な悲しみと向き合い、音楽の輪郭をはっきりさせることで、その魅力を余すところなく表現する。ソリストを務める首席フルート奏者・神田寛明とN響の管弦楽が調和して、どんな化学反応が起きるのか。小さな音でも客席までしっかりと響かせる好相性の当ホールで存分に味わいたい。

Conductor
トン・コープマン Ton Koopman

ライデン大学教授、英国王立音楽院名誉会員、オランダのバロック音楽祭“Itinéraire Baroque”芸術監督。オルガン・チェンバロ奏者。アムステルダム・バロック管弦楽団(1979年設立)・合唱団(92年併設)は、最も優れた古楽アンサンブルの一つとして世界的名声を獲得。初期バロックから後期古典派までをレパートリーとして各国で公演を行っている。近年では客演指揮者として世界中のトップオーケストラに参加。

Flute
神田寛明 Hiroaki Kanda

1994年NHK交響楽団に入団、99年より首席フルート奏者。95年より1年間ウィーン国立音楽大学に留学。2007年東京藝術大学大学院修了。桐朋学園大学教授、大阪芸術大学客員教授、東京藝術大学講師としても教育活動に携わる。これまでに多くのCDをリリースし、テレビ・ラジオにも出演。教則本「上達の基本フルート(音楽之友社)」の執筆や楽譜の監修、60タイトル以上のフルートアンサンブル作品を編曲・出版している。

PROGRAM

モーツァルト 交響曲第29番イ長調
フルート協奏曲第2番ニ長調
交響曲第39番変ホ長調

愛知県芸術劇場制作 上林元子

コープマンは78歳の今もなお、古楽の最前線に立つ第一人者であり、オランダの至宝。終演時のカーテンコールは撮影可能なので、マナーを守っていただきながら、素敵な時間をお過ごしください。

2023年9月23日(土・祝)開催
NHK交響楽団定期演奏会(愛知県芸術劇場シリーズ)
場所/愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知芸術文化センター4階)
時間/15:00〜(公演時間は約2時間、休憩あり)
料金/プレミアムシート13,000円、S席10,000円、A席8,000円、
B席6,500円、C席5,000円、【C席U25】2,500円
チケット/6月16日(金)より販売
※【U25】は公演日に25歳以下対象(要証明書)。
※未就学のお子さまは入場できません。託児サービスあり(有料・要予約)。

詳しくはこちら

■視覚に障がいがあるお客さまへ
当日会場に点訳プログラムをご用意しております。事前にプログラムのデータをEメールでお送りできます。

■聴覚に障がいがあるお客さまへ
聴覚支援システムとして「ヒアリングループ(磁気ループ)」が客席の一部で作動します(要予約)。




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