家族で楽しい思い出づくり
夏休みの舞台芸術フェスティバル

今年も0歳から入場できる鑑賞公演や、体験・ワークショップなど、
子どもたちの好奇心を刺激するイベントがよりどりみどり。
ワクワクいっぱいの劇場に出かけて家族の時間を過ごそう!
各プログラムの詳細・申込はこちらをチェック

© とりやま ゆり

© Daniel Grant Photographer

オーストラリアの人形劇
子犬のバーニー -幸せを探して-

国際的な大ヒット作を発表してきた、オーストラリア発の劇団ザ・ラスト・グレート・ハントの来日が決定。
コロナ禍でなかなか交流できなかった海外のパフォーマンスに、すべての世代が引き込まれる。

作・演出
アリエル・グレイ Arielle Gray
ティム・ワッツ Tim Watts

美しい映像とかわいいパペット
小さな子犬の大冒険に夢中

2017年『アルヴィン・スプートニクの深海探検』で好評を博したアーティスト集団のザ・ラスト・グレート・ハントが当劇場に再びやってくる。愛知初となる本作のテーマは出会いと別れ、そして愛。子どもでもストーリー展開を追いやすく、大人も一緒になっていろいろと考えさせられながらドキドキハラハラ、ときに笑い、ときに涙し、魅了される。パペット(人形)と幻想的なアニメーション、音楽、身体パフォーマンスをうまく織り交ぜた舞台は、デジタルとアナログのバランスが絶妙。子どもの興味を引く仕掛けが満載で、新しい劇のかたちを体験できる。無言劇だからこそ想像力を膨らませて人それぞれの見方ができるので、鑑賞後に感想を話し合う家族のコミュニケーションも楽しみの一つ。オーストラリアの優れたパフォーマンスに贈られるヘルプマン・アワードの子どもに向けたベスト・プレゼンテーション賞を受賞するなど、海外でも高い評価を得る話題作をこの機会にぜひ。


STORY

主人公は、動物保護施設で誰かにもらわれるのを待っている元気な子犬バーニー。旦那さんが亡くなって心にぽっかりとあいた穴を埋めようとしているひとりぼっちのおばあさん・メーベルと出会い、ふたりは友情を深めていく。ある雨の日、かみなりに驚いたバーニーはおばあさんを置いて走り出し...。その結末やいかに!?

愛知県芸術劇場プロデューサー 山本麦子

大人向けの作品も創作するカンパニーらしさが詰まった深いストーリーです。物心がついたときからマスク生活を強いられてきた子どもたちが家族以外と触れ合える舞台をお楽しみください。

2023年7月25日(火)〜27日(木)開催
子犬のバーニー -幸せを探して-
場所/愛知県芸術劇場小ホール(愛知芸術文化センター地下1階)
時間/7月25日(火)11:00〜、14:00〜、7月26日(水)16:00〜、19:00〜 7月27日(木)11:00〜、14:00〜(公演時間は約55分、休憩なし)
料金/一般1,500円、中学生以下700円
チケット/6月30日(金)より販売
※0歳からご入場いただけますが、真っ暗になるシーン、大きな音が鳴るシーンがあります。
また、開演後のご入場は制限させていただく場合があります。
※2歳以下は大人1名につき1名までひざ上鑑賞可(席が必要な場合は有料)。
※オススメ:5〜10歳

詳しくはこちら

トレーラー映像

県内ツアー情報
7月29日(土)   碧南市芸術文化ホール
8月2日(水)   半田市福祉文化会館(雁宿ホール)
8月4日(金)   幸田町民会館
8月6日(日)   知多市勤労文化会館
8月9日(水)   名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)
8月11日(金・祝) 蒲郡市民会館
8月13日(日)   名古屋市南文化小劇場

バレエ
スターダンサーズ・バレエ団公演
バレエ「ドラゴンクエスト」全2幕

日本を代表するバレエ団のスターダンサーズ・バレエ団が今年度もやってくる。
すぎやまこういちの音楽とゲームの世界観さながらのステージは圧巻。
他のバレエ作品とは一線を画すエンターテインメント・バレエをお見逃しなく。

世代を超えて愛される
ゲームとバレエの奇跡の融合

50年以上にわたり、数々のオリジナル作品を生み出す一方、日本初演作品を含む世界レベルのレパートリーを保持するスターダンサーズ・バレエ団。大人も子どもも、障がいのある人もない人もみんなで一緒に鑑賞できる「リラックスパフォーマンス」をはじめ、バレエと社会をつなげる取り組みも継続している。当劇場では、2022年『白鳥の湖』(全1幕)&『迷子の青虫さん』に続く上演。国民的人気RPGを題材としたバレエ「ドラゴンクエスト」は、原作ファン歴35年の鈴木稔が演出・振付を務める。馴染みのある曲で物語が進行し、勇者が仲間を集めて敵と戦う成長ストーリーやキャラクターを連想させる配役にゲームファンの血が騒ぐ。1995年の初演から再演を重ね、上演回数はのべ50回。19年にはパリで開催された世界最大規模の日本文化の祭典・ジャパンエキスポに初登場し反響を呼んだ本作が、待望の愛知初上陸となる。


① すぎやまこういちの楽曲をオーケストラの生演奏で!

シリーズ「I」〜「VI」の音楽にバレエオリジナル曲を加えた全41曲を、大阪フィルハーモニー交響楽団が演奏。ドラゴンクエストを象徴する「序曲」で幕が上がる。

② 迫力満点の舞台装置や華やかな衣裳に注目を

17年に舞台装置と衣裳をリメイク。衣裳はすべてロンドンで製作され、映画『スター・ウォーズ』の特殊衣裳を手がけたスタッフも携わった。

③ 多くの人の心を掴むファンタジックな冒険物語

ストーリーはバレエのオリジナル。白熱のバトルシーンや感動的なラストは、ドラゴンクエストファンはもちろん、ゲームをやったことがない方も必見だ。

STORY

魔王と黒の勇者に連れ去られた王女を救い出すために、城を出発した白の勇者。モンスターの襲撃によって傷を負いながらも、不思議な老人に導かれて3人の仲間と出会い、彼らとともに決戦の地・魔宮に向かう。果たして、白の勇者は王女を救うことができるのだろうか。最後には白の勇者と黒の勇者の間に隠された秘密が明らかに。

Performers & Staff

音楽 すぎやまこういち
演出・振付 鈴木稔
指揮 田中良和
管弦楽 大阪フィルハーモニー交響楽団

愛知県芸術劇場プロデューサー 唐津絵理

ゲーム好きな親子や男性のお客さまが多いのもドラクエならでは。ファミリー・プログラム初のバレエ公演は、エネルギッシュな空間全体を楽しむ舞台芸術の入り口としてもオススメです。

2023年9月2日(土)開催
スターダンサーズ・バレエ団公演
バレエ「ドラゴンクエスト」全2幕
場所/愛知県芸術劇場大ホール(愛知芸術文化センター2階)
時間/14:00〜(公演時間は約2時間、休憩あり)
料金/SS席10,000円、S席9,000円(子ども6,000円)
A席6,000円(子ども4,000円)、B席3,000円(子ども2,000円)、
C席1,000円、学生券2,500円(座席指定不可、25歳以下の学生対象)
チケット/6月16日(金)より販売
※3歳以下のお子さまは入場できません。託児サービスあり(有料・要予約)
※子どもは4歳〜中学生対象
※C席、学生券はスターダンサーズ・バレエ団のみで取扱い
※国内ツアーあり(東京・大阪・山形)

詳しくはこちら

インタビューPV

記事の一覧に戻る

BACK NUMBERバックナンバー