愛知芸術文化センター1階 ART LIBRARY
おすすめの1冊！

『文化芸術への支援の論理と実際』
枝川明敬、2015年

劇場で仕事をする中で、「どうすればお客様、アーティスト、そして社会にとってより良い場になるか」という原点に立ち返ることの重要性を感じます。この本では、文化芸術と社会との関係について、政策・地域・経済などの各側面から触れられており、自分の仕事の根底にある部分を見つめ直すことができました。特にコロナ禍では、文化芸術の価値を問い直した方も多いと思います。アートライブラリーで、そうした問いの答えを探してみてはいかがでしょうか?（愛知県芸術劇場スタッフ　宮本 優利子）

NEWS

「ヴェネツィア・ビエンナーレ2022」 金獅子功労賞
勅使川原三郎芸術監督に授与

2022年7月23日、愛知県芸術劇場芸術監督の勅使川原三郎が「ヴェネツィア・ビエンナーレ・ダンス部門金獅子功労賞授賞式」に出席し、金獅子功労賞の授与を受けた。幅広い世代のダンス関係者に刺激を与えてきたことが受賞の理由に挙げられ、「勇敢にして非凡、人間味あふれスリリング」と活躍を称賛。監督自身が出演するダンスとライブ音楽のコラボレーション公演『天上の庭』をお見逃しなく。

全国共同制作オペラの出演者が追加発表！
愛知にゆかりのあるソリストも出演

嫉妬、不倫、復讐といった日常のゴシップを題材に、観客を熱狂させたヴェリズモ・ オペラの代表作『道化師』と『田舎騎士道』。3月に上演される本公演の出演者が発表された。美しい音楽に満ち溢れたドラマティックなイタリアオペラの名作を、元宝塚で数々の名作を手掛けた演出家の上田久美子が、どのように魅せるのか。上演はイタリア語で行われ、日本語と英語の字幕が付く。ダンサーも多数出演、乞うご期待。

アートが旅する9月♪
あなたのまちに、11組の作品がやってくる
国際芸術祭「あいち2022」ポップ・アップ！

「あいち2022」ポップ・アップ！は、名古屋市・一宮市・常滑市で開催される国際芸術祭「あいち2022」の現代美術展参加アーティスト82組のうち11組の作品が、県内4つのまちを巡る移動型芸術祭。「あいち2022」のテーマ「STILL ALIVE 今、を生き抜くアートのちから」のエッセンスが感じられる作品を展示しながら、作品ガイドツアーやアーティストによるワークショップなどを行う。