世界で年間約250公演を行なうダンスカンパニーの
一度観たら忘れられない身体言語に出合う

当劇場では2017年の『LAST WORK-ラスト・ワーク』以来、4年振りの登場となるバットシェバ舞踊団。今回の公演は世界中で人気を集める『HORA』。イスラエルを代表する舞踊団によるコンテンポラリーダンスは、一度観たらまた観たくなる中毒性に溢れている。

身体と音楽との関係を紐解く
生命力溢れるステージ

 イスラエルの民族が踊るフォークダンスの名前に由来する『HORA(ホラ)』。ステージ奥に配されたベンチに11名のダンサーが座り、音楽が変わるごとにダンサーがステージ前方に移動して踊るというオムニバス的な公演だ。ワーグナーやドビュッシー、映画『STAR WARS』など、音楽家・富田勲がシンセサイザーで演奏したクラシック音楽やシネマミュージックの中、独自のメソッドによって鍛え上げられた身体が舞台上を舞う。独特でユニークな仕草や、ダンサーの奥底から湧き上がる衝動など、意表を突くダンスから目が離せず、次から次へと変わるステージの空気に引き込まれること間違いなし。前日に開催するGagaワークショップと併せることで、より公演を深く楽しめるので、こちらもぜひチェックを。

オハッド・ナハリン Ohad Naharin

1952年イスラエル生まれ。20代から舞踊をはじめ、ダンサーとしてバットシェバ舞踊団で活躍の後に渡米し、マーサ・グラハム舞踊団に入団。その後、ジュリアード音楽院で学ぶ。80年に振付家デビューし、90年にバットシェバ舞踊団の芸術監督に就任。2015年には代表作『DECADANCE』を当劇場で上演し、絶賛された。18年に芸術監督を退任後も同カンパニーのハウス・コレオグラファーとして精力的に作品を創り続けている。

愛知県芸術劇場プロデューサー 唐津絵理

音楽が持つイメージを身体でどう表現していくのか…。静かな音楽で激しく動くなど、ありきたりな表現ではない、良い意味で裏切られるようなダンスが観られる公演です。音と身体の関わり方にもご注目ください。

2022年1月30日(日)開催
バットシェバ舞踊団/オハッド・ナハリン『HORA』
場所/愛知県芸術劇場大ホール(愛知芸術文化センター2階)
時間/15:00~(上演時間は約1時間)※途中休憩なし
料金/S席8,000円、A席7,000円、B席5,000円、C席3,500円、
プレミアムシート10,000円、【U25】S・A・B・C席各半額
※【U25】は公演日に25歳以下対象(要証明書)。
※3歳以下のお子さまは入場できません。託児サービスあり(有料・要予約)。
※国内ツアー公演(埼玉、北九州)あり。
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■聴覚に障害があるお客さまへ
聴覚支援システムとして「ヒアリングループ(磁気ループ)」が客席の一部で作動します。


「Gagaワークショップ」
心身の緊張を解すGagaのメソッドを、バットシェバ舞踊団ダンサーに直接教えてもらえるワークショップとして開催。ワークショップを受けて公演を観ると、理解がより深まります。
日程/2022年1月29日(土)
内容/①ピープル(一般向け)、②ダンサー(経験者向け)
料金/公演チケットをお持ちの方2,000円、お持ちでない方3,000円
場所/愛知県芸術劇場大リハーサル室(愛知芸術文化センター地下2階)
※詳細が決まり次第、自主事業ページ等にてお知らせします。

新型コロナウイルス感染症による渡航制限のため、来日を調整しております。詳細が決まり次第ウェブサイト等にてお知らせいたします(12月上旬予定)。

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