世界で年間約250公演を行なうダンスカンパニーの
一度観たら忘れられない身体言語に出合う

当劇場では2017年の『LAST WORK-ラスト・ワーク』以来、4年振りの登場となるバットシェバ舞踊団。今回の公演は世界中で人気を集める『HORA』。イスラエルを代表する舞踊団によるコンテンポラリーダンスは、一度観たらまた観たくなる中毒性に溢れている。

公演中止のお知らせ(2021/12/17): 本公演は、2022年1月30日(日)の実現に向けて関係各所と協議・調整を続けておりましたが、オミクロン株出現による新型コロナウイルス感染症に関する水際対策強化により、来年1月以降の渡航制限についても現時点では緩和の見通しがたたないことから、開催をやむなく中止せざるを得なくなりました。何卒ご理解いただきますようお願いいたします。 直前のご案内となりましたことをお詫び申し上げます。
なお、公演中止に伴ない「Gagaワークショップ」も中止いたします。


身体と音楽との関係を紐解く
生命力溢れるステージ

 イスラエルの民族が踊るフォークダンスの名前に由来する『HORA(ホラ)』。ステージ奥に配されたベンチに11名のダンサーが座り、音楽が変わるごとにダンサーがステージ前方に移動して踊るというオムニバス的な公演だ。ワーグナーやドビュッシー、映画『STAR WARS』など、音楽家・富田勲がシンセサイザーで演奏したクラシック音楽やシネマミュージックの中、独自のメソッドによって鍛え上げられた身体が舞台上を舞う。独特でユニークな仕草や、ダンサーの奥底から湧き上がる衝動など、意表を突くダンスから目が離せず、次から次へと変わるステージの空気に引き込まれること間違いなし。前日に開催するGagaワークショップと併せることで、より公演を深く楽しめるので、こちらもぜひチェックを。

オハッド・ナハリン Ohad Naharin

1952年イスラエル生まれ。20代から舞踊をはじめ、ダンサーとしてバットシェバ舞踊団で活躍の後に渡米し、マーサ・グラハム舞踊団に入団。その後、ジュリアード音楽院で学ぶ。80年に振付家デビューし、90年にバットシェバ舞踊団の芸術監督に就任。2015年には代表作『DECADANCE』を当劇場で上演し、絶賛された。18年に芸術監督を退任後も同カンパニーのハウス・コレオグラファーとして精力的に作品を創り続けている。

愛知県芸術劇場プロデューサー 唐津絵理

音楽が持つイメージを身体でどう表現していくのか…。静かな音楽で激しく動くなど、ありきたりな表現ではない、良い意味で裏切られるようなダンスが観られる公演です。音と身体の関わり方にもご注目ください。

2022年1月30日(日)開催
バットシェバ舞踊団/オハッド・ナハリン『HORA』
場所/愛知県芸術劇場大ホール(愛知芸術文化センター2階)
時間/15:00~(上演時間は約1時間)※途中休憩なし
料金/S席8,000円、A席7,000円、B席5,000円、C席3,500円、
プレミアムシート10,000円、【U25】S・A・B・C席各半額
※【U25】は公演日に25歳以下対象(要証明書)。
※3歳以下のお子さまは入場できません。託児サービスあり(有料・要予約)。
※国内ツアー公演(埼玉、北九州)あり。
詳しくはこちら


■聴覚に障害があるお客さまへ
聴覚支援システムとして「ヒアリングループ(磁気ループ)」が客席の一部で作動します。


「Gagaワークショップ」
心身の緊張を解すGagaのメソッドを、バットシェバ舞踊団ダンサーに直接教えてもらえるワークショップとして開催。ワークショップを受けて公演を観ると、理解がより深まります。
日程/2022年1月29日(土)
内容/①ピープル(一般向け)、②ダンサー(経験者向け)
料金/公演チケットをお持ちの方2,000円、お持ちでない方3,000円
場所/愛知県芸術劇場大リハーサル室(愛知芸術文化センター地下2階)
※詳細が決まり次第、自主事業ページ等にてお知らせします。

新型コロナウイルス感染症による渡航制限のため、来日を調整しております。詳細が決まり次第ウェブサイト等にてお知らせいたします(12月上旬予定)。

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