クレスペル:松下雅人(まつした まさと/バス)

 国立音楽大学卒業。同大学院オペラ科修了。読売新人演奏会、桃華楽堂御前演奏会に出演。同大学院オペラ公演『フィガロの結婚』の伯爵、『コジ・ファン・トゥッテ』のドン・アルフォンゾで出演。同大学オペラ公演サリエリ作曲『まずは音楽、お次はお言葉』に作曲家役で出演。ロータリー財団奨学生としてオーストリア・モーツァルテウム音楽院に留学。 ドイツ・ボン歌劇場専属バス歌手として契約。『トスカ』アンジェロッティ役でデビュー。その後『タンホイザー』『蝶々夫人』『リゴレット』『湖上の美人』『アンドレア・シェニエ』『アドリアーナ・ルクヴルール』『サムソンとデリラ』『魔笛』『シモン・ボッカネグラ』等多数のオペラに出演。
 帰国後、『アルバートヘリング』のバッド警察署長、『魔笛』のザラストロ、『ラインの黄金』のファーフナー、『カルメン』のスニガ、『ワルキューレ』のフンディング、『後宮からの逃走』のオスミン、『金閣寺』の道詮、『ドン・カルロ』の宗教裁判長、『蝶々夫人』のボンゾ、『夕鶴』の惣ど、『ナクソス島のアリアドネ』のトラファルディン等で好演。国立音楽大学70周年記念オペラ『セヴィリアの理髪師』のドン・バジリオ役に出演。
 恵まれた体躯と重厚なセリオーゾ・バスとしてのレパートリーも広く、今後の活躍が注目され、最も期待されている歌手の一人である。
関西二期会会員。