イントロダクション

愛知県で行う初のトリエンナーレをゴージャスに彩るオペラ公演「ホフマン物語」。
オペラは人間の生の声とオーケストラの演奏、そして美しく荘厳な舞台美術や衣装が織り成すスペクタクルな舞台芸術です。
舞台はその一瞬にしか存在しなくても、その身を震わすような感動はあなたの心の一生の宝物。
最先端のアート作品が居並ぶこのトリエンナーレの中、総合芸術の原点として、時代を超えて愛されるオペラをお楽しみください。

「ホフマン物語」は、誰でも思わず引き込まれてしまう、少々奇怪で幻想的な物語。有名な「舟唄」など数々の美しいメロディーとともに、ファンタジーとイリュージョンの世界をお楽しみください。作曲者のオッフェンバックは「シャンゼリゼのモーツァルト」とも称されたオペレッタの著名作曲家。「ホフマン物語」はそのオッフェンバックの唯一のオペラで、全5幕(プロローグとエピローグ付きの3幕)という壮大な作品です。3つの物語をそれぞれの歌手で一度に楽しむことができるのも魅力のひとつ。
主役のホフマンには初来日のメキシコのテノール、アルトゥーロ・チャコン=クルス、いつもホフマンの恋の邪魔をする悪魔役にはベテランのカルロ・コロンバーラ。そして、ホフマンが恋した3人の女性たちには人気・実力・個性あふれるソプラノが揃いました。機械仕掛けの人形役オランピアには美しいコロラトゥーラを聞かせてくれる幸田浩子、はかない歌手アントニア役には透明感のある声が魅力の砂川涼子、そして魅惑的な娼婦のジュリエッタ役に演技派でもある中嶋彰子と、それぞれが持ち味を活かして華やかに歌います。指揮は世界の歌劇場で活躍しているアッシャー・フィッシュ、そして演出は人気絶頂のオペラ演出家・粟國淳という組み合わせ。
あなたもホフマンの物語に耳を傾けてみませんか、どうぞご一緒に…。